Googleドライブは無料だと保存容量が15GBに制限されますが、有料だと最大2TBまで利用可能です。しかし、実際にはこの容量内での利用であっても一定の条件で制限がかかることが指摘されています。

File unable to generate or upload due to 403 Forbidden Error [268606830] - Visible to Public - Issue Tracker

https://issuetracker.google.com/issues/268606830?pli=1

Google Drive does a surprise rollout of file limits, locking out some users | Ars Technica

https://arstechnica.com/gadgets/2023/03/google-drive-does-a-surprise-rollout-of-file-limits-locking-out-some-users/



Google Drive has a hidden file limit

https://9to5google.com/2023/03/31/google-drive-file-limit/



指摘によると、Googleドライブは有料アカウントであってもファイル総数が500万個に制限されるとのこと。ファイル単体のサイズや形式は関係なく、30日ごとにクリアされるごみ箱内のファイルもカウントされるそうです。

制限到達時には、このようなメッセージが表示されるとのこと。



Googleの問題追跡システムによると、2023年2月ごろから一部ユーザーの環境で「ごみ箱に入っているかどうかを問わず、このアカウントで作成されたアイテム数の制限に到達しました」というメッセージが表示されるようになり、3月からは「エラー403:このアカウントは500万個のアイテム作成制限を超えました。さらにアイテムを作成するにはアイテムをごみ箱に移動し、完全に削除してください」というメッセージが出るようになったとのこと。

このメッセージが表示されたユーザーはバグだと考えてGoogleに報告しましたが、Googleからの反応はありませんでした。

Googleドライブは、共有アイテムが40万個までに制限されています。このことはサポートページにも記載があります。しかし、今回指摘のあった500万個のアイテム数制限については記載がありません。

Google ドライブにおける共有ドライブの制限 - Google Workspace ラーニング センター

https://support.google.com/a/users/answer/7338880?hl=ja



ニュースサイト・Ars Technicaの問い合わせに対して、Googleは制限についてバグではなく、1人のユーザーが任意のドライブにおいて作成できるアイテムの数が対象だと返答。この制限は大部分のユーザーがGoogleドライブを利用するにあたって影響を受けるものではないと返答したとのことです。