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 後半戦に向けた準備が中東カタールにて進められている、バイエルン・ミュンヘン。だがそこでは数多くの主力選手の長期離脱への対応も求められており、たとえば守護神マヌエル・ノイアーについてはいまだ先行きは不透明となったまま。加えてリュカ・エルナンデスもノイアー同様に残りを全休。一方でサディオ・マネについては「すべてが順調にいけば、パリ・サンジェルマン戦までには間に合うかもしれない」と、ナーゲルスマン監督は明かしており、ただ「ファーストレグに残されたチャンスはわずかではあるがね」ともコメント。「私の頭のなかでは、まだそこではプレーできないだろうと思っている。順調にこれてはいるがね」と付け加えた。

 またエリック=マキシム・シュポ=モティングについては、その古巣との一戦では出場の見込みとなっており、とりわけワールドカップ前のバイエルン6連勝で6得点2アシストを記録したベテランアタッカーについては、「最初の1年半は(背中の問題で)満足に練習もできない日々がつづいたが、今は主力としてプレーしておりフィジカル的にもトップレベル。決定力がある上その人間性でもチームから受け入れられ、そういった部分は決定的なスペースに入った時にチームメイトの目につきやすい効果もあるものだ」と説明。そして今夏までとなっている契約の延長を希望するとともに「後半戦もこのまま活躍してくれるはずだ」と期待感を示している。

 なおRBザルツブルクとのテストマッチにおいては、マタイス・デ・リフトの出場も見合わされた。指揮官によれば練習中にシュートをブロックした際に、足首をひねってそこに腫れが生じたという。「だが検査の結果で組織的な損傷は特にみられていない」とナーゲルスマン監督。大腿に負傷を抱えたレオン・ゴレツカも「大事には至ってはいない」が出場は見合わされたが。副鼻腔を抱えるシュポ=モティングも含めて、ノイアー、エルナンデス、マネ、サール、マズラウイらに続く離脱者を抱えることは今回のキャンプでは避けられた。