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 カールスルーアーSCにて長年選手、AC、そして監督として在籍していた元ブンデスリーガー、ライナー・ウルリヒ氏が他界したことが、カールスルーアーSCより月曜夜に発表された。マインハイム出身の元ディフェンダーはVfRマンハイムでもプレー。カールスルーアーSCではブンデスリーガの舞台でプレーしており、2983年に負傷のために現役引退を余儀なくされていた。

 そして同クラブ、バイエルン、VfRマンハイム、シュヴァインフルト、ウルムなどで長年にわたりアマチュアの指導へと従事。またホルスタイン・キールやVfBシュトゥットガルトでは現ハンブルク指揮官のティム・ヴァルター監督をサポート。バイエルンでは「サミュエル・クフォー、ディディエ・ハマン、アレクサンダー・ツィックラーから、ダヴィド・アラバ、ピエル=エミル・ホルスベリの至るまで、長年にわたりバイエルンの多くの才能を育成してきた」その功績を称賛。

 現在バイエルンで代表を務めるオリヴァー・カーン氏は、カールスルーエでの若手時代に指導を受けたことを回想し、「亡くなったという知らせに皆が悲しみを感じている。彼は何世代にもわたってサッカー選手を育てつづけ、まだ私かカールスルーエ入団まもないころに重要な存在となってくれた人物だった。彼の取り組み、こだわり、多くのヒントが、多くの素晴らしいキャリアを実現させてくれたのだ。永遠に感謝の気持ちを抱くとともに、決して彼を忘れることなどない」と述べている。