第7話を迎える火曜ドラマ『君の花になる』(TBS系、毎週火曜よる10時)。回が進むにつれ、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7人からなるドラマ発のボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)の人気は高まり、期間限定で活動することを惜しむ声も多い。


また、第6話では8LOOMの4thシングルである新曲『HIKARI』が初披露され、メンバーからも「歌詞がいい」という声があるように、ドラマとリンクし背中を押す歌詞がファンの反響を呼んでいる。


弾(高橋文哉)があす花(本田翼)に「今のあんたに聞いて欲しい」と言っていた『HIKARI』だが、母校でのライブにあす花の姿はなし。弾が走った先にいたのは、校門前で動けないあす花。それを見て弾は初めて「あす花」と呼ぶ。駆けつけた弾の名前呼びももちろんだが、名前を呼ぶまでの弾の表情がキュンとさせる。

高橋が「今までやったことがない役」と話していたツン多めのツンデレというキャラクターの中で、弾が少しのぞかせる“デレ”や、やわらかい隙、思いつめた表情、戸惑う間が、実は名前呼びやハグなどの直接的な行動よりもキュンとさせるのではないだろうか。

メンバーが一旦寮から避難すると決まった時に、あす花を気にして「あんたはどうすんだよ」と言うまでの心配や迷いのある間、「からかって悪かった」と気持ちをしまいこむ決意を伝える場面も、「あのさあ」と切り出す前に思いつめたような表情を見せる。あす花との関係をメンバーにつつかれて、バツが悪そうにしたり、なる(宮世琉弥)に気持ちを見透かされて動揺したり。高橋の演技力を感じる小さな積み重ねが、弾の魅力や火曜ドラマならではの胸キュンを大きくしているのだと感じる。


第7話の予告映像でも、あす花を見つめる表情やしょげるような様子が見られる。そして「あんたはずっとずっと最高だから!」と感情を大きく出すシーンも。あす花を引き寄せ… その先どんな展開が待っているのか注目。


他にも、気になる人物が。先週の第6話から登場した、あす花の元同僚で教師の池谷(前田公輝)は弾やあす花にどう影響を与えるのか。あす花のトラウマの原因がついに明らかになるという第7話。あす花が教師を辞めたきっかけに深く関わっている生徒役には片岡凜が出演。金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』で話題を呼んだだけに注目したい。また、第6話でライバルグループ・CHAYNEYが8LOOMの動画をSNSにアップして拡散につながったというシーンもあり、ライバルでありながらほっこりするCHAYNEYの登場シーンも気になるところだ。


本作は原作のないオリジナルストーリー。第7話はどんな展開が待っているのか、期待が高まる。



第7話あらすじ

弾(高橋文哉)の高校で行われた8LOOMのライブに駆けつけるも、過去のトラウマから校門の前で動けなくなってしまったあす花(本田翼)。


そんなあす花を弾が心配する中、メンバーたちの発案であす花をサプライズで労う「寮母感謝デー」が開催されることに。


そのころ、あす花は香坂(内田有紀)から、寮母としての弾との関わり方に関して釘を刺され、より一層弾への思いを封印しようと決意していた。


そんな中、弾の母校から生徒たちへ向けたビデオメッセージの依頼が舞い込む。
撮影に訪れた教師・池谷(前田公輝)は、あす花が学校を辞めることになったある出来事について、弾たちに話し始め……。




■火曜ドラマ『君の花になる』
毎週火曜 よる10:00〜10:57

(C)TBS