2年不倫の末に3股不倫の日々… 36歳の不倫常習妻を待っていた「地獄の仕打ち」【後編】
純奈さん(仮名・36歳)は5年ほど前に、航平さん(仮名)という若い男性と2年間不倫関係にありました。しかしあるとき、同じように不倫をしている友人の尚美さん(仮名)とダブルデートをおこない、尚美さんの不倫相手であるユウジさん(仮名)とも関係を持ってしまいました。するとそのあと、驚くべき展開を迎えたそうです。いったい何があったのか詳しくうかがいました。
刺激的な3股生活
「私は、彼氏である航平と、尚美の彼であるユウジ、そして夫との3股をかけている生活となりました。
ユウジと会うのは、刺激的で楽しかったですね。尚美への後ろめたさなどもあったことが、余計にそう感じさせたのだと思います。
しかし、関係は長くは続きませんでした。あるとき、ユウジが尚美にLINEを見られて、関係を知られてしまったのです」
友人に関係がバレたものの…
「ユウジから連絡が来たあと、すぐに尚美から電話がかかってきました。“何を考えてるの!?”と怒鳴られました。
私はひたすら謝り、責任はすべて自分にあると伝えました。ここでさらに尚美を怒らせ、話をこじらせると、航平にも浮気がバレてしまうと思ったからです。
尚美も、不倫をしている身なので、そこまで私を非難することはできません。ユウジとはもう会わないという約束で、なんとかこの件をそれ以上こじらせずに済ませることができました」
友人の不倫が夫にバレて…
「ところが、数日後に事態が急変します。まずユウジからLINEが届きました。“尚美さんの夫にバレた”と言うのです。
なんと、尚美が自分の夫に不倫の事実を知られてしまったのです。しかも、夫は激昂しているようで、ユウジの家に乗り込む勢いとのこと。
そこで、ユウジはしばらくどこかに身を潜めるということでした。
“大変だな…”と人ごとに感じていたのですが、その火の粉が私の身にも降りかかることになります……」
バレたから道連れに…
「あるとき私の夫が急に、“不倫しているのか?”と聞いてきました。何事かと思いました。なんと、尚美の夫から連絡があったと言うのです。
尚美は、私を裏切ったのです。ユウジの件を根に持っていたのか、少しでも自分の罪を軽くしようとするために私のことを話したのか、バレたから道連れにしようと思ったのか、それはわかりません。どうやって、尚美の夫と私の夫が連絡先を知ったのかもわかりませんが、尚美の夫の不倫に対する怒りが執念となって動いていたのでしょう。
当然のごとく、私の夫も激怒。航平のことも白状せざるを得なくなり、様々なところに迷惑をかけてしまいました。
慰謝料などの問題でさんざん揉めたあとに、離婚。“あのときダブルデートさえしなければ…”という思いは今でもありますね」
“友人の不倫相手と関係を持った女性の告白”をご紹介しました。
刺激を求め始めるとキリがなくなってしまい、結局は何もかもを失い破滅の道をたどることになりかねません。この女性の場合はまず、ダブルデートしたことを悔やむのではなく、そもそも不倫を始めたことからすべては始まっていたことを反省し、改心しなければならないでしょう。
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文・塚田牧夫