小祝さくらは2週後に地元初優勝へ再挑戦 「熱中症にならないように戻ってきたい」
地元初Vは先輩に譲る形となった。首位と2打差の2位タイから出た小祝さくらは、3バーディ・ボギーなしの「69」で回り、トータル18アンダーとしたが、同郷の菊地絵理香に2打及ばず、3位で4日間を終えた。
最終日のパーオン率は66.7パーセントと4日間で最も悪く、ショットメーカーらしからぬ数字。「今日はショットがうまくいかなかったですね。バーディチャンスを作れず、良い流れも作れなかったです。（菊地）絵理香さんはプレッシャーがかかる難しい場面でもしっかりパーを取ったり、カバーしていました。さすがだなと思いました」。スキを見せない先輩のプレーに脱帽した。
自身の4日間を振り返ると「優勝できなくて悔しいですけど、そんなに悪いゴルフではなかった」と満足感もある。第2ラウンドから3日続けてボギーなし。「パッティングが頑張ってくれた一週間。今まで悩んでいたパッティングが嘘のように良い感じで打てました。また次頑張ります」。ショットは少しの修正が必要と話すが、かみ合った時にはさらに強さが増しそう。
次戦は兵庫県で行われる「楽天スーパーレディス」。今週は連日25度以下でのラウンドだったが、来週は30度以上の気温が予想される。「今週も日が出るとちょっと暑いなっと思いましたが、来週はもっと暑いですよね。熱中症にならないように戻ってきたいです」。体調を万全にして、2週後の「北海道meijiカップ」で再び地元初優勝に挑む。（文・小高拓）
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