「もっとプレイしたい」と語る“7100万ポンドの価値”が付けられた男 メンディの牙城を崩せないケパはどこへ行く?
![チェルシーでは出番を得られていないケパ・アリサバラガ photo/Getty images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/5/a5710_1638_b9e7c20d_0eaa4354-m.jpg)
2018年にアスレティック・ビルバオからチェルシーに移籍したケパ・アリサバラガ。移籍金はGK最高額となる7100万ポンドで、大きな期待を寄せられチェルシーに加入した。
初年度、2年目とリーグ戦では守護神として重宝されており、出場機会は得られていたが、セーブ率の低さなどを理由にチェルシーは新たな守護神としてリーグ・アンのレンヌからエドゥアール・メンディを獲得した。この補強はケパの今後に大きく影響することになる。
英『THE SPORTSMAN』ではこの夏に移籍する可能性がある選手を紹介しており、ケパにはナポリが興味を示しているようだ。しかし高額な給与が一つの障壁となっており、移籍するのであれば減給を飲む必要がある。
近年は出場機会の低下、カップ戦でのPK失敗と評価が下がり続けているケパだが、ビルドアップでの貢献度やセービングは並以上のものを持っている。チェルシーではライバルが世界最高峰のGKの一角であるメンディだが、少しハードルを下げるだけでケパは再び評価されることになるだろう。昨季リーグ戦で出番を与えられた4試合では2試合でクリーンシートを記録しており、0-1と敗れたマンチェスター・シティ戦でも5セーブと守護神として存在感を示した。
27歳とGKであればまだまだ戦える年齢のケパ。「もっとプレイしたい」と西『MARCA』に自身の心境を語っており、来季チェルシーでプレイする可能性は低いのかもしれない。