マリトッツォに続け!注目のイタリアンスイーツ「ボンボローニ」を楽しもう

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昨年のマリトッツォブーム以降、イタリアンスイーツが注目され続けています。なかでも、ネクストマリトッツォとの呼び声高いイタリアンスイーツが「ボンボローニ」です。生地を揚げて砂糖をまぶし、中にクリームをたっぷり詰めれば出来上がり。ふわふわな食感と中からあふれ出すクリームに思わずうっとり。明日のおやつに楽しんでみませんか?

ボンボローニってどんなスイーツ


「ボンボローニ」はイタリア・トスカーナ地方の郷土菓子で、現地では朝ごはんやおやつに食べられている国民的スイーツ

揚げパンに砂糖をまぶし、中にクリームをたっぷり詰めたスイーツブレッドです。クリームは定番のカスタードクリームやホイップクリームのほか、チョコレートクリームやカフェクリームなどもあるよう。

日本でも販売するお店が増えていて、2022年6月にはコンビニエンスストア「ファミリーマート」からも発売され、大きな話題に!



出典:https://www.instagram.com

@mon_art.de.vivreさんも「ファミリーマート」のボンボローニでカフェタイム。ふっくらとしたドーナツ生地が見るからにやわらかそうです。

カスタードホイップがたっぷりで、2つはペロリと食べられちゃうほどのおいしさだったとか。

後ろからちょこんと顔をのぞかせている、チワワのムッチュくんのかわいさもたまりませんね!


おうちで手作りできます


ボンボローニの材料は、薄力粉や強力粉、バター、卵など日本のドーナツと似ています。

日本のドーナツは材料を混ぜて生地を作った後、冷蔵庫に入れて休ませてから揚げていきますが、ボンボローニは一度生地を寝かせた後、さらに二次発酵させます。

この二次発酵により、ふわっふわの食感に仕上がるのだとか。生地さえできれば、あとは油で揚げてお好みのクリームを注入すれば出来上がりです。


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実際に、おうちで手作りのボンボローニを楽しむ方々のおいしいアレンジをご紹介します!


レモン入りのカスタードクリーム

出典:https://www.instagram.com

@yoko_o0816さんのボンボローニは、イーストドーナツを揚げてグラニュー糖をまぶしたら、レモン入りのカスタードクリームと生クリームをたっぷりと入れて。

濃厚なカスタードとくちどけの良い生クリームにレモンの酸味が加わることで、さっぱりとした夏にぴったりの味わいに仕上がります。

手作りのカスタードクリームは電子レンジを使って調理。この方法なら5分で作れて、鍋を洗う手間もなし。おまけにおいしさもばっちりですよ!


recipe🥚
全卵1個
砂糖50g
振るった薄力粉20g
牛乳200ml
この順に混ぜたら
2分チン→混ぜる→1分チン→混ぜる→1分チン→バニラペースト→混ぜる→ラップをして保冷剤をのせて冷蔵庫で冷やす→お好みで泡立てた生クリームを混ぜて完成😘
出典:Instagram(@yoko_o0816)

カスタードクリームが余ったら冷凍保存もOK。とっても手軽に作れるので、ぜひ覚えておきたいですね。


ブルーベリージャムを入れて

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東京にあるご自宅で、女性専用の手ごねパン教室「さくらパン教室」を主宰する森野さくらさん(@sakuradapyon)。

ボンボローニは、パン生地を揚げて冷ましている間に、甘さ控えめのカスタードクリームを作り、生クリームと合わせて絞り袋へ。さらにところどころにブルーベリージャムを加えているのがポイント!

ブルーベリーの酸味ときれいな紫色がアクセントになって、爽やかなおいしさが楽しめます。


マスカルポーネを混ぜて

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2022年度オフィシャルABC ブランドアンバサダーの@magnolia_617さんは、ブレッドマスタークラス11のドーナッツ生地を使ってボンボローニに。

クリームは、カスタードクリームとマスカルポーネを合わせることで、濃厚だけど甘すぎない味わいに仕上げています。

クリームを入れる場所は、こんなふうに中心から入れても!


コーヒークリーム

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トップにちょこんとのった、さくらんぼもかわいい@miymiy1122さんのボンボローニ。

クリームは、豆乳クリームとカスタードクリームに、インスタントコーヒーを使ったコーヒークリームを入れて。

少し苦みのあるコーヒークリームが後を引き、何個でも食べたくなってしまいそうです。


クリームなしでも

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パン作りを楽しむ暮らしを送っている@kze___lavenderさん。ホシノ天然酵母で作ったボンボローニはもっちりとした仕上がりで、翌日になってもふんわり。

中にクリームなどは敢えて入れず、グラニュー糖やシナモンシュガーをまぶしたら出来上がり。

素朴な味わいが、ほっこりするおいしさです。


ボンボローネもあります


お店によっては「ボンボローネ」として販売していることもありますが、これは「ボンボローニ」と同じもの。

ボンボローニはイタリア語での複数形で、ボンボローネはイタリア語での単数形なのです。

同じイタリアのお菓子「カンノーロ」も、単数だとカンノーロ、複数だとカンノーリとなります。

イタリアンスイーツブームはまだまだ続きそうな予感。この機会にぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。