NTTタウンページは7月15日、タウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用した都道府県ランキングとして、100円均一ショップの登録件数ランキングを公開した。

同ランキングは、2020年・2021年・2022年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「100円均一ショップ」に登録されている件数を集計したもの。

同社の調査によると、2013年から2019年までは約177店舗年平均で増加しており、100円均一ショップ業界全体が順調に成長を遂げていたという。しかし、2020年はコロナショックもあり店舗数の推移は鈍化、2021年以降は、長引くコロナ禍の影響もあり、登録件数は減少しているとのことだ。

2020年の人口10万人あたりの100円均一ショップ登録件数は、第1位が鹿児島県で、これに静岡県、宮崎県が続いていることがわかった。鹿児島県は3年連続1位で、人口10万人あたり7.37件と、2位と差をつけているという。

人口10万人あたりの100円均一ショップ登録件数による 出典:「タウンページデータベース」(NTT東日本・NTT西日本)NTTタウンページ調べ

2022年に入りコロナ禍は落ち着きを見せてきたが、円安と原油高による物価上昇で原価を押し上げられている中、100円均一ショップがこれからどのような対策をしていくのかが注目される。