Skullcandy(スカルキャンディー)は、独自のボイスコントロール機能を含む新技術「Skull-iQ」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン2機種を4月22日に発売する。スリムケースの「Grind」と、イヤーフック付きの「Push Active」を用意し、価格はどちらも11,980円。直販サイトで先行予約受付を開始した。

Grind。カラーはTRUE BLACK

GrindのカラーはTRUE BLACKのみ。Push Activeは、BLACK ORANGE、DARK BLUE / GREEN、LIGHT GREY / BLUEの3色を用意する。

Push Active。カラーは(左から)BLACK ORANGE、DARK BLUE / GREEN、LIGHT GREY / BLUEの3色

両製品で搭載している「Skull-iQ」では、ボイスコントロール、オーディオ共有、ボタンカスタマイズ、アプリによるイヤホンの無線アップデートといった4つの機能が利用できる。

どちらも「ヘイ スカルキャンディー」で起動するボイスコントロールに対応し、本体に触れずに声だけで音楽再生/停止や着信応答、周囲の状況を確認できる外部音取り込みのオン/オフといった操作が行える。さらにボイスコントロールでのSpotify Tapも実現しており、「ヘイ スカルキャンディー、スポティファイ」と呼びかけるとSpotifyが起動する。



GrindとPush Activeは、独自の「Skull-iQ」技術によるボイスコントロールに対応

オーディオ共有は、1つのデバイスからSkull-iQに対応した2つのイヤホンで、同じ映画やライブ音源などを一緒に楽しめるもので、散歩やランニング中でも2人で同じ音楽を聴けるという。

また、Skullcandyアプリで左右計6パターンからボタン操作をカスタマイズ可能。「2回押す」、「3回押す」、「1秒長押し」の各操作で、写真を撮る機能や外部音取り込みの切り替え、音声アシスタント起動などを設定できる。アプリを介したイヤホンのソフトウェアアップデートにも対応し、新機能の追加や性能向上が可能になる。

GrindとPush Activeはどちらも6mm径ドライバーを搭載し、ノイズを遮断するフィット感も追求。サウンド調整は音楽モード、ポットキャストモード、映画モード、カスタムイコライザモードの4つから選べるほか、外部音取り込みにも対応する。IP55の防水性/耐汗性/防塵性を備えている。

Grindの装着イメージ

Bluetooth 5.2準拠で、ハンズフリー通話ではデュアルノイズリダクションマイクでクリアな通話音声を可能にする。イヤホンを紛失しても探せるTile機能もサポートする。

バッテリー持ちは、Grindが単体9時間、充電ケース込みで50時間。Push Activeは単体10時間、充電ケース込みで44時間。

Push Activeの装着イメージ