4週に渡り、冬の健康リスクについて学ぶ「冬の健康リスクにズバリ!」。「かくれ脱水」に詳しいノザキクリニックの野崎院長からいただいた情報を基にわかりやすくお伝えします。第3回目となる12月18日放送分のテーマは「冬は健康維持に必要なミネラルが2倍失われる…」。これは本当なのでしょうか?北野と加藤アナがズバリ迫ります。

汗をかく機会が少ないのに「かくれ脱水」

冒頭、加藤アナが「かくれ脱水」について北野に説明を求めます。これまで学習してきた北野はラクラクと回答。

「かくれ脱水」とは、自覚症状がないままに体重の1パーセント相当の水分が失われ、脱水症状の1歩手前の状態になってしまっていること。

冬は湿度が低く、乾燥をしているので自覚症状のないまま皮膚や吐く息から水分が失われる「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」が増えます。
通常、大人で一日に900ミリリットルもの水分が皮膚や吐く息から失われるので、冬はさらに水分が失われやすい環境にあるそう。
基礎代謝が上がり、暖房の効いた部屋や車の中などでは、意外と汗をかいていて、水分とミネラルを失ってしまうということでした。

続いて加藤アナが触れたのは、‟冬にかく汗”にポイントがあるという話題。

「冬は汗をかく機会が少ないため、汗腺機能が低下します。
その結果、汗で出たミネラルが再吸収されず、ミネラル成分の多いベタベタとした悪い汗をかいてしまい、その結果、ミネラル不足に陥るんだそうです」

加藤アナはさらに恐ろしい現象があると告げます。

「なんと!冬の汗には夏の汗の約2倍のミネラルが含まれると言われています。水分・ミネラルを失ってしまう冬こそ!水分とミネラルを補給しないと、かくれ脱水になってしまう恐れがあるんですね」
 

かくれ脱水」で脳梗塞や心筋梗塞のリスク大に

冬は夏以上に脱水に気を付けるべきなのだそうです。

心配になった北野は加藤アナに「そのかくれ脱水、放置するとどうなる?」と尋ねます。
それに対して「かくれ脱水」を放置することで3つの健康リスクがあるそうです。

1つ目は、喉や鼻の粘膜が乾燥することにより免疫が低下し、風邪をひきやすくなること。

2つ目は、水分不足で血液がドロドロになり、血栓ができて、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まること。

3つ目は、お風呂では上昇した体内の熱を放出できないため、浴室熱中症になる恐れがあること。

かくれ脱水は脳梗塞や心筋梗塞と、重篤な病を引き起こす原因にも…。
 

この飲料をこまめに飲んで対策を

加藤アナの話を聞いて怖くなった北野、対策はあると加藤アナが説明します。
「毎日のこまめな水分、ミネラルの補給が大切」で、それには「ミネラル入りむぎ茶」がよいとか。

なぜなら「ミネラル入りむぎ茶」には血液をサラサラにする「血流改善効果」があるため、血栓を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞の対策に効果的だそう。
また、血圧を下げる効果があるので、動脈硬化対策にもなるとのこと。
冬の入浴時の気温の急激な変化によって心臓や血管に負担がかかることから起こる「ヒートショック」の対策にもなるとのことです。

このように「ミネラル入りむぎ茶」を飲めば、かくれ脱水対策になりそうです。

ただ、飲み方にもポイントがあるようで、「点滴飲み」がおススメ。

加藤「1時間にコップ1杯程度を目安に、日常的に飲むのが理想です。点滴飲みすることで、のど・鼻の粘膜の乾燥にも効果的」

ミネラル入りむぎ茶を点滴飲みすることで、冬の健康リスクが回避できそうです。

コーナーの最後に北野がリスナーからの投稿を紹介しました。

「冬は汗をかきにくいので水分補給忘れないように、毎日、トラックにはミネラル入りむぎ茶を忘れずに積んで、脱水対策しています」(Aさん)

リスナーの皆さんもミネラル入りむぎ茶を飲んで、対策を取っているようです。
また、番組には他にもたくさんおたよりが届いているそう。

第3回目のテーマは「冬は健康維持に必要なミネラルが2倍失われる…」でした。失われたミネラルを補給するために、ミネラル入りむぎ茶を点滴飲みで!
いよいよ来週は最終回。
ふたりは「冬の健康リスク」にズバリ詳しくなったのでしょうか?乞うご期待!
 

北野誠のズバリ
2021年12月18日10時43分〜抜粋(Radikoタイムフリー)