ドルトムントに打ち勝ったバイエルンが2年ぶり8度目の勝利《DFLスーパーカップ》

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DFLスーパーカップ、バイエルンvsドルトムントが9月30日に行われ、3-2でバイエルンが勝利した。

昨季のブンデスリーガとDFBポカールの王者であるバイエルンと、ブンデスリーガ2位のドルトムントによるDFLスーパーカップ。

直近のブンデスリーガでまさかの敗戦を喫した両チームの一戦。バイエルンはホッフェンハイム戦のスタメンから5選手を変更。レヴァンドフスキやジューレ、リュカらがスタメンに戻り、3トップには右からミュラー、レヴァンドフスキ、コマンと並べた。

対するドルトムントはアウグスブルク戦のスタメンから6選手を変更。ロイスやブラント、デラネイらがスタメンとなり、最前線にはハーランドが構えた。

立ち上がりからボールを握ったのはバイエルン。そして18分、バイエルンがそのまま押し切った。ロングカウンターに転じた流れからミュラーのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキのクロスをトリソがプッシュ。一度はGKにシュートを止められるも、ルーズボールを押し込んだ。

追う展開となったドルトムントは24分に同点のチャンス。GKノイアーのミスパスをカットした流れからボックス左に侵入したロイスがシュートに持ち込むも、ノイアーにセーブされた。

すると32分、バイエルンに追加点。左サイドからのアルフォンソ・デイビスのアーリークロスをファーサイドのミュラーがヘッドで押し込んだ。

2点差とされたドルトムントは39分に1点を返す。ショートカウンターに転じた流れからハーランドのラストパスをボックス中央で受けたブラントが確実にGKノイアーとの一対一を制した。

1-2で迎えた後半、ドルトムントが55分に追いつく。高い位置でボールを奪った流れからデラネイのスルーパスに抜け出したハーランドがGKとの一対一を制した。

さらに59分、ドルトムントに逆転のチャンス。しかし、浮き球パスに抜け出したハーランドのシュートはGKノイアーのファインセーブに阻まれる。

追いついたドルトムントはヘイニエルやレイナ、ベリンガムと若手を投入していくも、82分にバイエルンが勝ち越す。キミッヒがデラネイからボールを奪ってショートカウンターに転じ、レヴァンドフスキとのパス交換からキミッヒがシュート。一度はGKヒッツにセーブされるも、ルーズボールを倒れ込みながらも押し込んだ。

これが決勝点となってバイエルンが2年ぶり8度目のDFLスーパーカップ勝利を飾っている。