毛穴、目立ってない?…今すぐ始めたい「梅雨時の簡単毛穴ケア」

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美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできたときの嬉しさは格別。そこで、女の子の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。いよいよ、今年も梅雨の時期がやってきました。とくに、今年はマスクをつける機会が増えたので、毛穴ケアの徹底をしないと、さまざまな毛穴トラブルを招いてしまいますよ。第11回目は、梅雨時期に行いたい毛穴ケアを伝授したいと思います。

1. 角栓を溜めない丁寧な洗顔

【濱田文恵のセルフ美容

私たちの肌は、皮脂を分泌して、外気の乾燥から肌を守ってくれています。しかし、梅雨時期を境に湿度だけでなく、夏に向かって気温も上がってきますよね。梅雨時期でも、気温30度近い日もあるでしょう。

実は皮膚温度は30度を境に、1度上がれば皮脂の分泌が10%上がるのです。これに梅雨時期の湿度が加わることを考えれば、肌表面の汚れと皮脂が混ざり、あっという間に角栓のできあがりというわけです。

角栓を放っておけば、毛穴にどんどん溜まり、開き毛穴やニキビに発展してしまいます。そのため、毎日の洗顔を徹底的に行いましょう。

ピーリングや酵素洗顔料を週に一度は行っていただきたいですが、もし肌が日頃から揺らぎやすい方は、洗顔ツールを取り入れてみるといいかもしれません。

私の長年の愛用品は上記の二つ

肌と相性の合わない成分を取り入れることなく、いつもの洗顔料をブラシなどで行うだけで、自分の手だけではどうしても取りきれない汚れを取ることができますよ。

特に、皮脂分泌が多いTゾーンや小鼻の横は丁寧に洗うようにしましょう。今ではさまざまな洗顔ツールが各メーカーから発売されているので、自分の使いやすいものをぜひ探してみてくださいね。

2. 日焼け止め+抗酸化ケア

日焼け止めと聞くと、美白を目指すためのものと考えがちですが、毛穴ケアにもとても大切なのです。というのも、よく肌悩みに上がる毛穴の黒ずみは、毛穴に詰まった角栓や皮脂が紫外線に晒され、酸化した最終形態ともいえるからです。

そこで、美白のためだけでなく、外出をするときはもちろんのこと、お家にいる時もUV対策を行いましょう。余裕がある方はスキンケアコスメに抗酸化作用のある美容液を取り入れるのもおすすめ。

角栓や皮脂は紫外線だけでなく、空気に触れると酸化してしまう性質もあるので、日焼け止めと抗酸化作用のある美容液でダブルケアをすると、さらに安心度が上がりますよ。

私の最近のお気に入りはこの二つ

3. バシャバシャ保湿の徹底

梅雨時期はうっとうしい雨と気温の上昇により、不快な気持ちになる場面が多いですよね。皮脂分泌も増えるので、肌はベタベタ状態に! このベタベタが嫌で、ついさっぱり系のスキンケアで、“ささっと”終わらせていませんか?

思春期世代ならそれでもいいのですが、大人女性は加齢と共に肌の潤い力が低下しています。保湿を疎かにしたスキンケアはとても危険。肌表面がベタベタしていても、角質層はカラカラ状態になっているかもしれません。

このカラカラ状態をなんとかしようとして、さらに皮脂分泌が増えてしまえば、過剰な皮脂に耐えきれなくなった毛穴は、ただ開くだけでなく! 見た目年齢に深く関係する「たるみ毛穴」にまで発展してしまいます。

ベタつきが嫌ならパシャパシャとしているタイプの化粧水でたっぷり肌に潤いを整えましょう。

パッティングケアとの相性が良い二点

またスキンケアの最後に、コットンでパッティングをすれば、肌温度を下げることができるので、ベタベタな肌が苦手な方は、保湿を徹底的にしつつ、化粧水美容液乳液またはクリームの最後に、もう一度化粧水を濡らしたコットンでパッティングをするといいですよ。

梅雨時期の間違った毛穴ケアは悪循環のもと

毛穴悩みは、年齢を問わずよく耳にする肌悩み。それだけになんとか解決しようと思って、一生懸命ケアをするあまりに間違った毛穴ケアをしている方が多くいます。ぜひ、今日お伝えした毛穴ケアを参考に、梅雨時期を乗り越えましょう。

Information

記事内掲載商品・LUNA3 Facial Cleansing Brush ¥26,000(税込) / FOREO

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©Pascal Skwara/Gettyimages