ドルトムント、レンタルで加入のアクラフ買い取り希望も…

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ドルトムントはレアル・マドリーからレンタルで加入してプレーしているモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(21)の完全移籍を諦めていないようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

昨夏にDFアルバロ・オドリオソラがレアル・ソシエダからマドリーに加入した煽りを受け、ドルトムントへ武者修行に出ているアクラフ。本職のサイドバックだけでなく、サイドハーフをこなせるポリバレント性を武器に、ここまでの公式戦26試合で6ゴール6アシストの成績を収めている。

そのアクラフは、来夏に2年間のレンタル生活を終えて、マドリーに復帰予定。ただ、ドルトムントのスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は「来夏以降、アクラフを留まらせたいと何度も表明している。だが、今はその決定を下すときではない。最終的にマドリーにゆだねられているが、決定はしていない。今後数週間か、数カ月の間に会談を行う」と、改めて獲得の意思があることを明かしている。

だが、マドリーはDFダニエル・カルバハルとのスタメン争いの相手として、アクラフを来シーズンの戦力に含めているという。スタメン出場希望している同選手だが、マドリーに復帰しても出場機会が保証されていない。それでもジネディーヌ・ジダン監督が高評価をしているため、エル・ブランコに復帰する可能性が高いとのことだ。