フランスの世代別代表でプレイしてきたテュラム photo/Getty Images

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またフランスから特別な才能を持つ若手がブンデスリーガへとやってきた。22日にボルシアMGへの移籍が決まったのは、元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子としても有名な21歳FWマルクス・テュラムだ。マルクス・テュラムはフランスのギャンガンでプレイしていた選手で、父とは違ってアタッカーだ。

189cmと恵まれたサイズを誇り、昨季はリーグ・アンで9得点を記録。9得点と聞けば少ないように感じるかもしれないが、ギャンガンは昨季チーム全体で28得点しか奪えず最下位に終わったチームだ。テュラムはそこで9得点を奪っているのだから、この数字は評価されるべきだろう。約3分の1の得点を1人で決めたことになる。

ブンデスリーガ公式もマルクス・テュラムを特集しているが、マルクス・テュラムはフランスの世代別代表でもプレイしてきた選手だ。2016年にはU-19欧州選手権で優勝を経験しており、当時のチームには現パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペもいた。当時のフランスは圧倒的な攻撃力で大会を制しており、マルクス・テュラムもムバッペと同じようにA代表入りを狙いたい。

同サイトはサイズが全然違うが、マンチェスター・ユナイテッドFWアントニー・マルシャルのような選手とマルクス・テュラムを表現している。サイズに似合わぬスピードを持ち合わせ、そのうえパワーもある。繊細なタッチでのドリブルもあれば、強引に力でねじ込むドリブルを披露するなど、個人で仕掛けられる実力者だ。

ボルシアMGの公式Twitterでは背番号10のユニフォームを着用するテュラムの写真が掲載されており、クラブからの期待の大きさがうかがえる。父リリアン・テュラム氏に負けぬ名選手となるべく、息子マルクスの新たな戦いがスタートする。

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