騙されないで。「女好き」な男性の特徴

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彼氏にするなら、女好きな男性はなるべく避けたいところである。

しかし、基本的に男は女好きだと思っていたほうがいい。

では、一般的に「女好き」と言われている人はどんな人なのか。

それは理性の蓋が緩い男である。

誰しも女を求める側面を持っていると思うし、男はみんな美しい女性が好きであり、男はみんなセックスが好きだ。

しかし、それを前面に出しすぎるといろいろな不都合があるので、理性で抑えているというわけである。

とはいえ、理性の多寡でこのテーマを片付けてしまったら、読者のニーズに即さないのであろう。

だから、僕なりの偏見と独断で女好きな男性の特徴を挙げるとする。電話相談で多くの女性の恋愛話に耳を傾けているという点では、それなりの妥当性は担保できると思っている。

■「女好き」な男性の特徴

◇1.会話の技術が高い

「女性経験が少ない男性がいい」とか言っておきながら、「一緒にいて楽しい人がいい」と会話の技術を要求する女性がよくいるが、一度考えてもらいたい。

その会話の技術をいつどこでどうやって身につけてきたか。

当たり前だけど、会話の技術は女性との接触回数に依存している。一緒にいて楽しいと思う男は、やはりそれなりの恋愛経験を積んでいるし、一緒にいてつまらない、話がおもしろくない男は、恋愛経験が希薄。

女好きであるということは、それだけ女性との関わりを求めて生きてきたわけなので、その分会話の技術が上達するってわけ。

◇2.モテる

女好きの男ほどモテる。これは真理。

人は何かを求めて初めて、求めるものが手に入る。

女にモテたいという強い情念があるからこそ、モテるためにあらゆる手段を行使する。その試行錯誤の末、モテるようになる。

何もしなくてもモテる男がいるが、それはごく稀の話。よっぽどイケメンかよっぽど金があるかのどっちか。

基本的にモテる男は、女好きが故に恋愛市場に自分の身を置き自分を鍛えるってわけ。

◇3.性欲が強い

性欲というのは言い換えれば、「女性を求める欲求」ってこと。

つまり、より多くの女性と肉体的関係をもち、子孫を繁栄しようとする欲求なんだよね。

性欲が強い男ほど女好きだし、性欲が強い男ほど浮気をする。彼氏の性欲が強すぎるなと思ったら、女好きであると思ってよい。

◇4.酒癖が悪い

先日、恋愛経験・男性経験豊富で常に男が寄ってくる女友だちにこのテーマのことを相談してみた。

すると返ってきた答えは、「酒癖が悪い男」だった。

女友だちいわく、酒癖が悪い男には女好きが多いらしい。でも確かに、思い返してみると、酒癖が悪い男はみんな女好きなイメージがある。

無理矢理ロジックで説明するなら、酒癖の悪い男とは、言わば理性が欠如している男だと思う。

前述したけど「男は基本的に女好き」という前提に立つならば、一般的に女好きといわれている男は、その女好きの自分を抑圧できていない理性の蓋が緩い男である。

そう考えると、酒癖が悪い男は女好きの男だといえる。

◇5.束縛する

そもそもなんで男が束縛するかというと、自分のことを信用していないから。

自分が女好きで、すぐにほかの女性に目移りしてしまう人間だから、相手も自分と同じようにほかの男性に目移りしてしまうのではないかという疑念があるわけ。

だから、束縛をしていないと不安になるし、相手をコントロールしたくなる。

相手を言葉によってコントロールできない、あるいは、言葉によって自分の思いを伝えられないと女を殴る。

束縛と殴るは、アンハッピーセットなんだよね。

◇6.付き合ってないのに頭ポンポンをしてくる

付き合ってないのに女性の頭をポンポンする男は、付き合った後にグーで殴る。

女好きの男は、大抵女性の頭をポンポンする。それで女性が喜ぶのを知っているのだろう。

ただ、そんなので喜んでいる女性だからダメなんだよ。

女性が落ち込んでいるときやがんばったときに頭をポンポンしてくるのだと思うのだが、そんな薄っぺらい優しさに騙されるな。

本当に優しい男はそんなことしないから。

付き合ってないのに頭をポンポンしてくるような薄っぺらい男は、付き合った後にその手がグーに変わり、暴力に変わる。

なぜなら、頭をポンポンするという行為は、基本的にその女性を下に見ているという表れだから。

人は尊敬している人に対して頭をポンポンなんてしない。

また頭をポンポンすることは、その女性を見下すとともに、心をコントロールしようとしていることが多い。

人をコントロールしようとする男は、コントロール不能になったときに、女を殴る。あるいは、罵倒する。

頭をポンポンするという行為は、その女性を自分の支配下に置きたいという心理も含んでいて、その支配欲求の強さからDV行為につながるってわけ。

頭をポンポンしてくる男ではなく、頭(考えていることや思っていること)に寄り添う男を選べ。

■「女好き」な男性の心理

女好きの男性心理は、単純に女好きなだけ。強いていうなら、以下の1点。

◇自分を承認してもらいたい

どういうことかというと、女にモテるという事実によって自分の価値を認識したいということ。

つまり、女性と関わってないと自分を認めることができない日常が空虚な男なんだよね。

社会生活がまともに送れなくて社会や他者から承認が得られないから、都合のいい女を引っかけて承認してもらおうという魂胆。

「女好き」な男性と付き合う方法

もし、どうしても女好きな男と付き合いたいなら、何もしなくてよい。

なぜなら、その男が女好きなのだから。

あなたが女性なのであれば、勝手に寄ってくる。

でも、女好きの男と付き合えたとして、あなたは嬉しいのだろうか。

そこを問いたい。

あと、女好きの男性と付き合うと、基本的に苦労すると思う。

それでも付き合いたいというなら、大事なのは自分のことを人間として好きなのか、単純に女好きが故に近づいているのかを見極めることである。

自分の人間的な部分、つまり内面を見ずに、表面的な女性性のみで判断して寄ってくる男とはそりゃ長く続かないでしょ。

だから、長期的な関係を築き、自分のことを本当に知った上で付き合おうってなったら、変わるかもしれない。

でも、単純に体の関係になりたいからとか、自分の承認欲求を満たしたいからとか、そういう理由で付き合おうとする男性だとうまくはいかない。

最終的には人としての器

女とか男とか関係なく、最後は人としての器がその人の魅力でしょ。

いい恋愛をしたいなら、人間的で深い触れ合いをしたらいいと思う。

そこを飛ばしてしまうから、薄っぺらい空虚な関係性に帰結するわけで。もっと自分らしく生きるとか、自己実現を図るとか、そういう視座で自分の人生を生きて、その過程の中で、人とのつながりを大事にしていけばいい。

それが結果的に恋愛に発展するっていうだけの話。

(オリーブの植木)

※画像はイメージです