「常習的に暴行受けた」 韓国ボーイズバンドのメンバーが涙の告白
![記者会見するイ・ソクチョルさん=19日、ソウル(聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/8/1827a_1607_2f548d68_1e1de3c9-m.jpg)
事務所側は18日、過去にプロデューサーによる暴行があったことを認める一方、再発防止を約束して以降は暴行は起きていないと釈明。だが、19日にメンバーのイ・ソクチョルさんが記者会見で被害を証言したことで、この釈明は火に油を注いだ形になった。
また、同事務所のキム・チャンファン会長についても「暴行の現場を目撃しても傍観した」と明かした。事務所側は、キム氏が暴行をほう助したことはないとの立場だ。
イ・ソクチョルさんはさらに、「親に告げたら殺すと脅迫も受けていた」と明かし、「スンヒョンは脅迫と暴力がトラウマとなり、精神科で治療を受けている」と言葉を絞り出した。
その上で、「継続的に暴行、脅迫、未成年者虐待、人権蹂躙(じゅうりん)を受けていた。リーダーとして、K―POP歌手として大事なメンバーや弟が受けた傷を傍観することはできない。K―POPシーンで未成年者虐待や人権蹂躙がなくなってほしいという思いだ」と述べた。
一方、同席した弁護士は、所属事務所の再発防止の約束は守られなかったとし、むしろ暴行したプロデューサーが今月になって再び復帰し、これに抗議したイ・スンヒョンさんをグループから外したと主張した。イ・ソクチョルさんもバンド活動を休止する予定だ。
弁護士はイ・ソクチョルさんとイ・スンヒョンさんが刑事告訴を準備していると伝えた。