穏やかな気持ちはどこへ・・・?イライラが湧き上がってきたときの「気持ちを静める」方法
清々しい気持ちで過ごしたお正月からしばらく時間が経ち、すっかり日常が戻ってきました。仕事始めから数日間は穏やかで、ちょっとしたことは気にならなかったという方もそろそろイライラが戻ってきたのでは?
イライラしているときというのは自分の気分が悪いだけでなく、眉間にシワが寄って不機嫌な顔になっていたり、近寄りがたいオーラが出ていたり、口調が強くなったり……、周囲の人にも悟られてしまうから気を付けたいところ。
では、イライラした気持ちを静めるにはどうしたらよいのでしょうか。
食べ物でイライラを静める食べ物に含まれる栄養成分には、イライラを静めてくれるものがあります。下記の項目を参考に献立を決めてみてはいかがでしょうか。
(1)ビタミンB群・・・神経の働きを正常に保つ
豚肉/玄米/大豆食品/乳製品/卵/バナナ/イワシ/レバー/サバ/まぐろなど
(2)ビタミンC・・・ストレスへの抵抗力を高める
ピーマン/ブロッコリー/ほうれん草/さつまいも/柑橘類/アセロラ/抹茶など
(3)カルシウム・・・イライラ・モヤモヤする気持ちを静める、安眠をもたらす
干しエビ/煮干し/ししゃも/ごま/乳製品/大豆食品/海藻類など
(4)ギャバ・・・神経の興奮を抑えて精神ストレスを緩和
かぼちゃ/ナス/トマト/玄米/発酵食品など
“シータリー”でイライラを静めるヨガの呼吸法に“シータリー”というものがあります。“シータリー”は「熱を冷ます」という意味を持ち、体を冷却させるとともに、イライラした気持ちを静める効果もあると言われているので感情を落ち着けたいときに試してみてください。
(1)鼻から息を吐き切り、上半身の力を抜いて楽にする
(2)舌を口の外に出したら筒状に丸める
(3)舌の上を空気が通るように、口から息を吸う
(4)鼻から息を吐く
この呼吸を10回ほど繰り返しましょう。
ツボ押しでイライラを静める頭のてっぺんにある“百会(ひゃくえ)”というツボは、怒りの熱を逃す役目を持つツボと言われています。百会は眉間から真っすぐ上がり、両耳を結んだ線と交わる場所に位置するので、ゆったりとした呼吸とあわせて10〜20回プッシュしてみてください。
「あの人イライラしていて怖い」なんて言われたくありませんよね。イライラが湧き上がってきたら上記の方法を参考に気持ちを静めてみてくださいね。
穏やかな気持ちはどこへ・・・?イライラが湧き上がってきたときの「気持ちを静める」方法はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。
【筆者略歴】
高木沙織
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。