【トレーナーが伝授】簡単!カーフレイズで下半身のむくみを防止

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リカバリートレーナーの伊藤晃一です。

トレーニングのカウンセリングを行うとき、筆者がよく受ける相談であり、かつ中々自分では解消できない身体のお悩みのひとつに”足のむくみ”というものがあります。

失礼して少しだけ皆様のお足元を拝見させていただくと、ソックスの跡が付いたままの状態の方や、ズボンがパツパツのピチピチになってしまっている方がいらっしゃいます。

そしてそういう方々はけして少なくはありません。

むくみ防止のために、普段はどんな事をなさっていますか?  と伺うと「クリームを塗っています」「お風呂でよく揉んでいます」など、日々努力されているご様子……

足のむくみというのは、手強いですね……

そんな時こそ運動の出番です。

ご自宅で簡単にできる下半身のトレーニングを紹介させていただきます。ぜひお試しください!

おうちでかんたんカーフレイズ

まず壁に向き、足を肩幅くらいに広げて立ちます。

肘を伸ばし手のひらを壁につけて、身体を支えましょう。手の幅も肩幅の広さに合わせます。

つま先立ちをします。ふくらはぎに刺激が入るくらいまでかかとを高く上げます。

 

かかとを上げて、下ろす、その動きを10〜15回繰り返しましょう。

繰り返す中で、足元の重心のバランスにも意識を向けてみましょう。

親指側に体重が乗りやすいか、それとも小指側に乗りやすいか、ご自分の癖を発見したら、足の全ての指に均等に力が乗るように意識をしてみてください。

また、かかとの向きや、膝の向きが不安定に動かないように気をつけましょう。

この動きに問題がなく、もう少しキツくても構わないという方は、壁から手を離して動作を行ってみてください。

この動作により、安定性が求められますので、体幹部分にも力が入りやすくなります。

それと同時に、かかとや膝の向きが不安定に動きやすくなるため、しっかりと各部位に力を入れていきましょう。

更に負荷の欲しい方は、重りを持ってみたり、片足で行うのも効果的です。

ただし、トレーニングの最中に違和感や痛みが出るようでしたら、動きを軽減するか、中止をしてください。

まずはご自分の出来る範囲で構いませんので、長く続けられるよう、工夫して取り組んでみてくださいね。

【トレーナーが伝授】簡単!カーフレイズで下半身のむくみを防止はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

伊藤晃一

トレーナー歴14年、現在まで15000セッション、1500名以上の方々を指導。俳優としても活動中。22歳の時にパーソナルトレーナー養成コースを受け同年デビュー初月から100本以上のセッションをこなす(友達から伝説だ!と言われました(笑))。29歳の時に渡米、ニューヨークにて出張パーソナルを中心に歌手、起業家、翻訳家、デザイナーの方達を指導しながら、NewYorkFilmAcademy(俳優学校)にて演技について学び、英語を習得。2009年帰国、自分のスキルを更に伸ばすためヨガ、ピラティス、マスターストレッチ、ファスティング(断食)資格を取得し“五感を満たせる快適な空間”でトレ ーニングを行ってもらいたいという思いから三軒茶屋にStudio Carpe Diem(カルペディエム)をオープン。“一生涯、自分の足で健康に歩き続けられるために”をコンセプトに、“運動の主治医”として“運動”、“食事”、“水”をお一人お一人に合わせてご提案しながら全国各地で活動中。