【警告】横浜=遠藤(70分)、マルティノス(80分) C大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】清武弘嗣(C大阪)

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[J1リーグ32節]横浜1-4C大阪/11月18日/日産ス

【チーム採点・寸評】
横浜 4.5
前半にD・バブンスキーのファインゴールで先制したが、その後は防戦一方に。全体のラインが下がり、攻撃の起点を作ることすらできなかった。結果的に今季最多となる4失点を喫し、ホーム最終戦で醜態をさらした。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5
自責点に見える4失点目にしてもフリーでヘディングを打たれていることに問題がある。その他は完全にお手上げだった。
 
DF
27 松原 健 4.5
流れのなかでも右サイドを崩されていたが、それ以上にセットプレーでマークを担当していた杉本に自由を与えすぎた。
 
22 中澤佑二 5
失点するまでは懸命なシュートブロックでチームを支えていたが、同点に追いつかれてからはチームを立て直せず。
 
4 栗原勇蔵 5
今季2試合目の先発は苦い記憶となった。組織として後手に回る場面が多く、結果的に強さと高さを生かせなかった。
 
23 下平 匠 5
良い状態でボールを持つ機会は時間経過とともに減り、前を向けた場面でも受け手との呼吸が合わなかった。
 
MF
8 中町公祐 5
この日は扇原のラインよりも若干高めに構えた。相手ボールになった際はバイタルエリアで自由を与えた感も。
 
6 扇原貴宏 5
中央に入ってくるボールを制限しきれず。テクニックを備えた相手にいなされて危険なスペースを提供してしまった。
18 遠藤渓太 5(85分OUT)
序盤は右サイドからチャンスを作るなど存在感を発揮していた。しかし次第に消えていき、最後はベンチに下がった。
 
14 天野 純 5
セットプレーも含めて、ほとんど何もできなかった。ボールを受ける回数が少なく、消化不良に終わった。
 
33 ダビド・バブンスキー 6(59分OUT)
スタートポジションの左サイドから中央に横移動して右足を振り抜き、絶妙なコースへのミドルシュートを決めた。
 
FW
16 伊藤 翔 5(71分OUT)
序盤は相手の背後を狙う動きを繰り返して後方からボールを引き出す。だがゴール前でのチャンスは皆無に等しかった。
 
交代出場
MF
20 マルティノス 5(59分IN)
これといった仕事をできないままチームが失点を重ね、自身は今季8枚目の警告を受けて残り2試合に出場できず。
 
FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5(71分IN)
負傷明けながら得点がほしい状況でピッチへ。しかし低調な内容のチーム同様に独力ではチャンスを作り出せなかった。
 
MF
25 前田直輝 ―(85分IN)
短い時間のなかで結果が欲しかったが、目立ったプレーはなし。チームとしてボールタッチすらままならない状況だった。
 
監督
エリク・モンバエルツ 4.5
先制するまでは良かったが、その後は何もできない。能動的に試合を動かせないという欠点がまたしても出た。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
前半は静かだったが後半に入ってエンジン全開に。清武の同点弾を皮切りに次々とゴールネットを揺らし、4得点と自慢の攻撃陣が大爆発。ルヴァンカップ制覇の勢いをさらに加速させる勝利でACL出場権獲得に大きく近づいた。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
D・バブンスキーのミドルシュートは味方がブラインドになった影響もあり及ばず。しかしその後は安定していた。
 
DF
2 松田 陸 6(90分OUT)
前方に水沼がいるため攻撃参加は少なめ。サポート役に徹することで攻撃をやり直すシチュエーションを作り出した。