ハレプ、WTAランキング1位で今シーズンを終える事が確定。

写真拡大

WTA公式サイトは、シモナ・ハレプ(ルーマニア)が、ドバイデューティフリー主催「WTAシングルスランキング」で、2017年の年末時点での世界一の称号を得た。と報じた。

1975年のコンピュータランキングの導入以降、ハレプは年間WTAシングルスランキングでNo.1を達成した13人目の選手で、ルーマニア人選手としては初となった。

ハレプは、自身のキャリアで27回目となる、北京「チャイナ・オープン」での決勝進出に続いて、2017年10月9日に歴代25番目のNo.1ランキング選手となり、今年の残りをトップ選手としてその地位を確保することを確実にした。

「ムチュア・マドリード・オープン」でタイトル防衛、そして「全仏オープン」での2度目のグランドファイナル決勝進出に代表されるように、ハルプは安定したシーズンを送った。更に、26歳のハレプは、ローマでの「BNLイタリア国際」、シンシナティでの「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」、北京での「チャイナ・オープン」においては決勝まで進出し、SCグローバル主催の「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」への連続4度目の出場権を獲得した。

196週の間で、ハレプはWTAトップ10圏内で最も長い在位期間を有している。2014年1月24日に初めてトップ10内に入り、それ以来ずっとその地位を維持している。2014年春にトップ5デビューを飾ってから、ハレプはその境界線をわずか9週間しか下回っていない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「WTAランキング」年末時点での世界一を達成したハレプ(「チャイナ・オープン」の時のもの)
(Photo by Etienne Oliveau/Getty Images)