たれとごぼうのだしがじんわり広がる/調理=石原洋子 撮影=白根正治

写真拡大

ほかにも「炊き込み・混ぜご飯」のレシピをチェック!

秋といえばさんま。秋といえば炊き込みご飯。「さんまとごぼうの炊き込みご飯」は、秋の“2大食べたいもの”が一度に味わえるうれしいメニューです。こんがり焼いたさんまは、ご飯にのせて蒸らすことでふっくらやわらか食感に。たっぷり入ったごぼうとしょうがもいい香り。思わず深呼吸したくなるような、秋の香りいっぱいの炊き込みご飯です。

 

■ 【さんまとごぼうの炊き込みご飯】

<材料>(作りやすい分量・3〜4人分)

コレ1本だれ(約600ml)(酒、みりん各1カップ、しょうゆ1カップ)、さんまとごぼうの炊き込みご飯(さんま1尾、ごぼう1/2本、しょうがのせん切り1かけ分、万能ねぎの小口切り4〜5本分、米2合、コレ1本だれ大さじ3(でき上がり分より使う)、塩)

<下ごしらえ>

(1)コレ1本だれを作る。鍋に酒、みりんを入れて火にかけ、煮立ったらしょうゆを加える。約1分煮たら火を止め、粗熱がとれたら保存容器に入れる。※冷蔵庫で約2週間保存可能。

<作り方>

(1)米は洗ってざるにあけ、炊飯器に入れて普通の水加減で30分おく。

(2)ごぼうは皮をこそげてささがきにし、水に5分さらして水けをきる。

(3)1の炊飯器の水大さじ3を除き、たれ、塩小さじ1/4を加えて混ぜる。2をのせ、普通に炊く。

(4)さんまは塩少々をふり、魚焼きグリルで両面をこんがりと焼く。取り出して、菜箸で開き、骨とわたを取り除く。

(5)3が炊き上がったら4をのせ、ふたをして約10分蒸らす。

(6)5にしょうが、万能ねぎを入れ、さっくりと混ぜ、器に盛る。

(363kcal、塩分1.5g)

「これ1本だれ」は、冷蔵庫で約2週間保存可能。照り焼きも炒めものも“これ1本”で味がピタリと決まるので、いろいろな料理に使ってみて。