Googleが新しいスマートスピーカー「Home Mini」と「Home Max」を発表!

Googleは4日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコにてプレス向け発表会「Oct. 4 - Google」を開催し、同社のハードウェア製品「Made By Google」としてスマートスピーカー「Google Home」シリーズの新製品「Google Home MIni」および「Google Home Max」を発表しています。

AI(人工知能)を活用した音声アシストサービス「Google アシスタント」が利用できるホームスピーカーのGoogle Homeシリーズですが、新たに小型のGoogle Home Miniと、高音質で大型のGoogle Home Maxが登場しました。

Google Home Miniはすでにアメリカなどの1次販売国・地域では事前予約受付が開始されており、2017年10月19日(木)発売で、価格は49ドル(約5,500円)。またGoogle Home Maxはアメリカなどの1次販売国・地域では2017年11月13日(月)に発売され、価格は12ヶ月のYouTube Musicの広告フリー版が付いて399ドル(約45,000円)。

また発表会ではGoogle Homeを日本で発売することも明らかにされ、Google HomeおよびGoogle Home Miniの投入が発表されました。すでに日本の公式Webショップ「Google ストア」にも製品ページが掲載されており、価格はGoogle Homeが15,120円で10月6日発売、Google Home Miniが6,480円で10月23日に発売でされます(ともに税込)。

【Google Home】


Google Homeは昨年10月に発表され、アメリカなどで2016年11月4日に発売されたGoogleの初代スマートスピーカーで、音声で制御できる据置型デバイスで、内蔵されたマイクによって「OK, Google.」と声をかけると反応してさまざまなことができる製品です。

サイズは約96.4×142.8mm、質量は本体が約477g、電源アダプターが約130g。カラーバリエーションは本体がWhite(ホワイト)、ベースがスレートやファブリックなど多数。無線LAN(Wi-Fi)は2.4および5.xGHzによるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠。

スピーカーは2インチドライバーおよび2インチデュアルパッシブラジエーター搭載のハイエクスカーション対応。オーディオ形式は、HE-AAC、LC-AAC+、MP3、Vorbis、WAV(LPCM)、FLACで、ハイレゾ音源のストリーミングにも対応。対応OSはAndroid 4.1(開発コード名:JellyBean)以降およびiOS 8.0以降。





発表会では新たに複数の利用者の声をそれぞれ認識して対応する「Voice Match」機能と「Hands on Calling」機能、そして、スマートホーム「Nest」の製品を管理する機能などが導入されることが案内されました。またディズニーなどとも提携します。


動画リンク:https://youtu.be/r0iLfAV0pIg


動画リンク:https://youtu.be/nWiIWyCeZso

【Google Home Mini】




Google Home Miniは、Google アシスタントを利用できる小型のスマートスピーカーで自宅などにてより使いやすくしている製品です。小さいため、どの部屋にも自然にフィットするように設計されており、角や隅がなく、滑らかで、ドーナツのサイズに似ています。

設置した部屋などで「OK, Google」と言えば、内蔵されたマイクによって認識され、LEDが点灯して40mmドライバーのスピーカーによって360°の方向に音が出ます。色はChalk(チョーク)、Charcoal(チャコール)、Coral(サンゴ)の3色があり、サイズは約98×98×42mm、質量は約173g。電源アダプターとmicroUSBケーブルは約1.5mの約75g。IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠のWi-FiやBluetooth 4.2をサポート。






動画リンク:https://youtu.be/jT13rEAq9d8

【Google Home Max】




Google Home Maxは、AIだけでなくGoogleだけの方法でオーディオを再定義し、独自の音質チューニング「Smart Sound」を行い、プレミアムハードウェアの基盤上に構築され、4.5インチ(114mm)ハイエクスカーションウーハーと0.7インチデュアルカスタムツイーターを搭載し、深くバランスの取れた低音が得られる忠実度の高いサウンドを実現しています。

音の大きさも初代Google Homeの約20倍で、好きな音楽を大音量で楽しめるほか、Smart Soundはスピーカーを移動すると、数秒以内に音量を自動調整するなどするとのこと。スピーカーはさらに幅広い音楽サービスに対応しており、BluetoothとAUXポートをサポートし、音楽ファイル形式もHE-AACやLC-AAC+、MP3、Vorbis、WAV(LPCM)、FLAC、Opusに対応。

サイズは約336.6×190.0×154.4mm、質量は約5.3Kg。電源ケーブルは約2m。本体色はChalk(チョーク)およびCharcoal(チャコール)の2色展開。IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠のWi-FiやBluetooth 4.2に対応し、ChromecastおよびChromecast Audioの機能も内蔵しています。

プロセッサーは64bit対応のARM Cortex-A53ベースの1.5GHzクアッドコアCPU、環境光センサーやオリエンテーションセンサーを内蔵。電源はUSB Type-C端子で、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載。対応OSはAndroid 4.2(開発コード名:JellyBean)以降およびiOS 9.1以降。







動画リンク:https://youtu.be/2_pE3f4lJio


動画リンク:https://youtu.be/XSPf5iopZfM

記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Welcoming Mini and Max to the Google Home family
・Google Japan Blog: Google Home と Google Home Mini 日本発売開始
・Google Home - スマート スピーカー&ホーム アシスタント - Google ストア
・Google Home Mini - 小型スマート スピーカー - Google ストア
・Google Home Max - Multiroom Wifi Speaker - Google Store
・Google Home - Made by Google
・October 4th - Google Event - YouTube