昇格組SPALに大苦戦も競り勝ったナポリが開幕6連勝《セリエA》

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▽ナポリは23日、セリエA第6節でSPALとのアウェイ戦に臨み、3-2で逆転勝利した。

▽前節ラツィオ戦では5分間の3発で鮮やかな逆転勝利を収めて開幕5連勝としたナポリは、火曜日に必勝のCLフェイエノールト戦を控える中、アルビオル以外に主力を温存せず6連勝を目指した。

▽立ち上がりからナポリが仕掛ける入りとなったものの、13分にまさかの先制を許してしまう。アンテヌッチの落としたパスを、ペナルティアーク右のスキアッタレッラに豪快なミドルシュートでゴール左隅に突き刺されてしまった。

▽それでも直後の14分、ナポリはカジェホンのパスを受けたボックス右のインシーニェが反転からの左足シュートでゴール右に沈め、すかさず同点とした。

▽その後もナポリが押し込む流れが続くと、前半終盤の44分にグラムの左クロスにニアのインシーニェがうまく合わせたシュートはGKゴミスの正面を突き、前半を1-1で終えた。

▽迎えた後半もナポリが敵陣で試合を進めるも単調な攻撃が続き、SPALを崩すことができない。

▽それでもミリクを投入して前線の枚数を増やしたナポリは、直後の71分に逆転に成功する。グラムの左クロスをカジェホンが頭で押し込んだ。

▽その後、メルテンスが決定的なシュートを浴びせたナポリだったが、GKゴミスに阻まれると、78分に同点とされる。ボックス手前左で許したFKをヴィヴィアーニにGKレイナの逆を突く形で直接ゴール右へ蹴り込まれた。

▽しかし83分、グラムがドリブルで持ち上がってボックス手前左から右足でシュート。これがゴール右隅に決まってナポリが個人技で勝ち越しに成功した。

▽終盤にかけては危なげなく試合を締めたナポリが3-2で辛勝。開幕6連勝としている。