独サッカーシーズン到来を告げるDFLスーパーカップとは
今週土曜の夕方から開催される、DFLスーパーカップによっていよいよ今シーズンの幕があけるドイツサッカー。ドイツでの今季初となる公式戦の対戦カードは、ブンデス4連覇中のバイエルン・ミュンヘンと、前年度ポカール王者ボルシア・ドルトムントによる注目の頂上対決となった。
そもそもスーパーカップとはどういった大会なのか?ドイツサッカーリーグ機構(DFL)が主催するこの試合は、前年度のリーグ優勝クラブと国内カップ戦王者との対決であり、仮に国内2冠を達成していた場合には、前年度リーグ戦2位のクラブとの対戦ということになる。
なお1987年から1996年まではドイツサッカー連盟(DFB)の主催で開催され、その後10年間リーガポカール(リーグ戦上位4クラブと2部王者、国内カップ戦王者のトーナメント)の時期を経て、2010年からはDFL主催で再びスーパーカップが行われている。
試合は90分間で延長はなし。同点で終わった場合にはPK戦で決着。
優勝者には高さ53cm重さ5.5kg、DFLの発表によればブンデスリーグとDFBポカールとの繋がりを意味した、直径19cmのボールが支えられているトロフィーが2011年から授与されており、それ以前には銀製の花瓶が授与された。(リーガポカールでは六角形の水晶が授与)
なおスーパーカップでもっとも多く優勝を飾っているチームは2クラブ存在しており、それが今回対戦するバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントによる通算5度。今回の勝者が歴代最多王者の称号を得ることになる。