バルセロナ、北米戦略へ“マドリーファン容疑”のアメリカ人駐スペイン大使を懐柔?

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▽バルセロナは、北米での戦略アドバイザーとして元駐スペイン大使のアメリカ人ジェイムズ・コストス氏と契約を結んだと発表した。しかし、スペイン『マルカ』によれば、コストス氏には“マドリーファンの容疑”がかけられている。

▽今回の契約にあたり、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「ジェイムズ・コストスという人物は、全てにおいて超一流のアドバイザーだ。我々はアメリカでの成長を持続したいと考えていて、その点でジェイムズは素晴らしい貢献を果たしてくれるはずだ」とコメント。北米市場拡大へ向けての新戦力について高評価を示した。

▽コストス氏本人も「バルセロナの北米担当になれたことは光栄なことです。これまでも素晴らしい仕事が行われてきましたが、私がアメリカに戻った後にすべきことはまだ大量にあります」と発言するなど、両者の良好な関係が垣間みえている。

▽しかし、『マルカ』はコスタス氏の“マドリーファン容疑”を告発。その証拠として、今年の6月3日にレアル・マドリーがユベントスとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝で勝利を収め、12度目の欧州制覇を果たした直後の、コストス氏のSNS上での呟きを紹介した。その内容は「アラ・マドリー!!(マドリー最高)」という文に12度目のCLタイトルを祝う画像が添付されたもの。さらに、『マルカ』はコストス氏がレアル・マドリーのユニフォームを着ている画像も掲載している。