Photo by dbnunley(写真はイメージです)

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 女優・仲間由紀恵(37)の夫で俳優の田中哲司(51)が6月8日、報道各社あてのFAXで「私の軽率な行動でお騒がせしまして、関係者の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたこと誠に申し訳ございません」と謝罪した。2日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)、8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に立て続けに浮気疑惑を報じられた件の後始末だった。報道によると田中哲司は、40代の担当ヘアメイクの女性と、仲間の海外出張中に不倫行為に及んだとされている。当面、離婚の予定はないとのことだが、“3年目の浮気”の波紋は今なお広がり続けている。

 田中と仲間は2007年にドラマで共演した後、交際に発展し2014年に入籍。結婚以後、妊活に励んでいたという仲間は、今年からさらに仕事をセーブするようになり、出演中だった日本酒のCMを降り、レギュラーも増やさないよう事務所に伝えていた。にも拘わらず不倫に走った田中に、世間から厳しい目が向けられている。

「今でこそ、2本のドラマに出演する売れっ子となった田中ですが、元々は脇役ばかりで“格差婚”とまでいわれていました。これだけの仕事が舞い込むようになったのも、仲間との関係があったからこそです。今回の件でイメージダウンは免れず、仕事が激減することは間違いないでしょう。最近ではこういった不倫問題は“ゲス不倫”と扱われるため、離婚に至ってしまえば、最悪の場合は事実上の芸能界引退もありえます」(芸能記者)

 ドラマでみせる名演技以上に、田中が仲間に謝罪をしているかもしれない。とは言え、仲間の心中としては、何とも複雑なものがあるだろう。仲間は夫婦生活や妊活拒否へのストレスで”激太り”したことも報じられた。女優としてのイメージダウンはこれ以上避けたい状況だ。

■仲間由紀恵と田中晢司は離婚が濃厚といわれるワケ

 そうした中で今回の一連の報道では仲間の妊活内容についてなど、あまりにも詳細な情報が掲載されていたこともあり、どうやら仲間にかなり近い人物からのリークなのではと言われている。特に、交際時期から結婚に反対していた仲間の所属事務所関係者が疑われているのだとか。

「仲間は家族というものに対する理想が高く、夫の不倫などは許せないタイプです。女優業へ本格的に復帰させたい事務所の意向も仲間には伝えられているようで、2人はすでに将来について話し合っているとか。仲間の事務所としては、まさに狙い通りの展開になったと言えるかもしれませんね」(芸能関係者)

 近く、仲間の離婚と女優業の本格復帰が報じられることになるのだろうか。今後の動きから目が離せない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。