ももクロ × 厚切りジェイソン「外国人観光客と上手くコミュニケーションをとるには?」
「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」略して“ハピクロ”。ももいろクローバーZが贈る、“教養エンターテインメント・プログラム”です。毎週、様々なジャンルのプロフェッショナルな先生たちが登場して、「○○学」と題した、聴けばつい誰かに話したくなるアカデミーを開講中です。
2017年4月23日(日)の放送では、「話しかけられたくなる英語学」のハピクロ・アカデミーを開講しました。
外国人観光客と積極的にコミュニケーションをとる方法、日本人が英語を話す上でのアドバイスなどを教えていただきました。
(ももいろクローバーZがパーソナリティをつとめるTOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」2017年4月23日放送より)
──“まずは日本語で話しかけよう!”
清野:まずは、街で「ガイドブックを見ながら困った様子の外国人観光客」を見かけて、
「助けてあげたい!」と思った時に、われわれ日本人はどういう風に声をかけたら良いのでしょうか?
しおりん:英語が喋れないから、こちらから声をかけるのは勇気がいりますよね。声をかけてもいいんだけど、そこから先、理解できなかったらどうしよう……とか思っちゃう。
かなこ:逆に、違う情報を言っちゃったりとかして、”ご迷惑かな?”みたいな感じに思っちゃって、こっちから行く勇気はないですよね。
厚切り先生:躊躇しすぎだ! そんなに深く考えなくてもいいんじゃないですか? とりあえず話しかけてもいいし、間違っていても向こうに伝わるまでは話し続ければなんとかなると思いますね。
しおりん:なるほど。やっぱり外国人観光客の方は、声をかけられた方が嬉しいですか?
厚切り先生:多分、本当に困っていたら自分から人に聞くんですね。だから、わざわざ声をかけなくてもいいんですけど、困っている人には親切にしようと思った人は声をかけてもいいと思いますよ。
でも、色んな外国人がいるんですよね。まず、日本語が出来る外国人もいます。僕は、この顔で街を歩いていて、勝手に英語で話しかけられた時は苛立ちますね。
かなこ:そうなんだ!
厚切り先生:5年以上日本に住んでいるのに、なんで英語で話しかけられないといけないんですか!(笑) 普通に日本語喋れるのに、って思うんです。
しおりん・かなこ:あぁ〜〜。
厚切り先生:だから、まずは日本語で話しかけてもいいんじゃないですか? それで伝わっていない時は「英語を話せますか?」と英語で聞いてもいいし、全員が英語を出来るわけでもないですしね。
しおりん:そっか! 英語圏じゃない所から来ている方もいるかもしれないしね。じゃあ、まずは日本語で!
かなこ:だって、日本にいるんだもんね!
厚切り先生:日本なんだから、日本語で喋ろう!
しおりん:それなら、話しかけやすいかもしれない!
かなこ:確かに!
厚切り先生:緊張している様子の日本人に話しかけられても逆に困ってしまうし、笑顔で普通に喋ってもらえたなら安心すると思います。
もし、日本語で伝わらなければ「Can I help you with something?」って聞いてみるといいと思います。
しおりん:Can I help you with something? ……かっこいい!
清野:じゃあ、ちょっと百田さん……。
かなこ:Can I help you……なんでしたっけ?(笑)
厚切り先生:with something?
かなこ:Can I help you with something?
しおりん:おぉ〜〜(笑)。 これだけでもなんかイイね!
──“間違えた情報を伝えないためには?”
清野:外国人観光客の方に親切に説明したつもりが、間違って伝わってしまう事ってありますよね。そういう間違いを防ぐには、どうすればいいのでしょうか?
厚切り先生:ありがちなんですけど、分からなくてもとりあえず「はいはい」とか「YES!」とか言うのはやめてください!
しおりん:ややこしくなるからね。
厚切り先生:”あなたの言っていることが分かりますよ?”というコミュニケーションを取りたいがために、あいづち的な感じで「YES」と言ってしまうと、相手の質問していることが合っていると勘違いしてしまって、会話が終わってしまうんですよ。
かなこ:確かに! 私達ってあいづちで「YES! YES!」って。
しおりん:言っちゃうね!
厚切り先生:英語だと、日本みたいに「はい!」って返事はしないんですよ。
しおりん:日本の「はい!」って色んな意味を持ちますもんね。「YES」の意味も持つし、あいづちとして「はいはい」みたいなのもあるから、それが違うってことか。
厚切り先生:そうですね。僕たちは電話をしている時もずっと無言ですよ。日本人は、相手の話を聞いているよ! って伝えるために電話で「はいはい」って言っているんです。
かなこ:あぁ〜! そうなの!?
厚切り先生:だから、日本人と電話で話をする時は、そういう問題が発生しますね。
かなこ:確かに、海外の人が電話で「うんうん」って言っているイメージない!
しおりん:「アーハ〜ン?」くらいはよく聞くけどね(笑)。
──“厚木市の「Why!?」な事とは?”
清野:それでは! ここで先生からクイズをお願いいたします!
厚切り先生:それでは問題です! 僕の名前は厚切りジェイソンですけど、その由来は分かりますか?
かなこ:厚木に住んでるから!
厚切り先生:おおーー! よく分かったな! それでは、その厚木市に関する”Why?”なことがクイズです!
しおりん:分からないよ〜! うちら厚木市行かないもん!(笑)
厚切り先生:この3択の中で一つ間違っているものがあります。それはなんでしょう?
1 神奈川県だけど、富士山が見える
2 魚をかぶった鳥のゆるキャラがいる
3 厚木駅が厚木市に無い
清野:お二人は厚木に行ったことがありますか?
しおりん:多分、ある……。
厚切り先生:印象に残っているでしょう? 良いところですから!
しおりん:厚木って何がありましたっけ?
厚切り先生:山も川もあるし、自然豊か!
清野:それでは、玉井さんから回答をお願いします!
しおりん:この問題だけ聞くと英語学だって忘れますよね(笑)。私は、2番! 厚木にあまり魚のイメージが無いので、ゆるキャラはいないと思います。
私も神奈川県出身なんですけど、富士山は東京からでも結構見えるんですよ。だから2番にします
清野:続いて、百田さん回答をお願いします!
かなこ:じゃあ、3番! 私は静岡県出身なんですけど、静岡県には静岡市があるので、厚木にも厚木駅があって欲しい!
清野:それでは、先生、正解発表をお願いします!
厚切り先生:正解は、2番です!
しおりん:やった! 合ってたー!
厚切り先生:でも、非常に近いのはいるんです。魚をかぶった鳥ではなく、相模川で取れる鮎をかぶった豚のキャラ「あゆコロちゃん」です!
かなこ・しおりん:かわいいーー!!
厚切り先生:実は、厚木は魚で有名ですよ! 豚もシロコロホルモンっていうのが名物なんです。
しおりん:知らなかった〜!
──“失敗を恐れるな!”
清野:日本人が英語を話す上で「こういう事を意識すると良い」というアドバイスはありますか?
厚切り先生:失敗を恐れない事です。英語もそうですけど、人生の全てがそうですよね。
心配し過ぎて何もやらない人は、何もやっていない人だから! とりあえずやってみれば、それはそれで経験になるし、絶対にそこから上手くなる。締め切りなんてないから、人生全てが成長している時期だと思えば、今は上手くいかなくても次は上手くいくだけ!
かなこ:なるほど!
しおりん:失敗を恐れるなと!
清野:ということで「話しかけられたくなる英語学」本日の講師は、タレント・厚切りジェイソンさんでした!
かなこ・しおりん:先生、今日は本当にありがとうございました!
厚切り先生:ありがとうございました! 以上!!
〈番組概要〉
番組名:「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55
パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/clover/
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聴取期限 2017年4月30日 AM 4:59 まで
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