中国大陸からの訪台旅行客  1〜3月は昨年同期の半分に/台湾

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(台北 24日 中央社)行政院(内閣)大陸委員会が提供した内政部(内務省)移民署の内部資料で、今年1月から3月21日までの中国大陸からの訪台旅行者は昨年同期の50%にまで落ち込んでいることが分かった。そのうち、団体客は61.8%、個人客は35%の減少となった。

同委員会の邱垂正・副主任委員によると、交通部(交通省)は現在、新たな商品の開発や宣伝に力を入れているほか、個人客の誘致にも取り組んでいるという。

邱氏は、政府は個人客の受け入れ枠を1日当たり5000人から同6000人に増やしたとも説明。中国大陸客を歓迎する観光政策は変わらず、より上質な旅を楽しめる環境づくりに努める義務と責任があるとも述べた。

(繆宗翰/編集:楊千慧)