Photo by Lara Cores(写真はイメージです)

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 4月からスタートするドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)で、桐谷美玲(27)が主演をつとめる。本作は、同名の人気コミックが原作となったもので、桐谷美玲は製紙会社で研究職に就くサエない“リケジョ(理系女子)”を演じる。イマドキの美容やファッションに関して、「ダサイ」「モテない」という負の要素を背負う主人公を、桐谷美玲がどう演じるのかに注目が集まっている。

「原作ではボサボサの髪型で出勤したり、地味な下着姿を自虐的にさらすシーンなど、桐谷のイメージからかけ離れた主人公の姿が描かれています。こうした姿を、桐谷がどのように再現するのかに期待が寄せられているようです。フジテレビのドラマは以前から低迷が続いている状態。最近はコメディタッチな演技も見せる桐谷でどれだけ“勝負”ができるか、制作陣も期待を寄せているようです」(芸能関係者)

 桐谷は昨年、月9ドラマ『好きな人がいること』(同)でも主人公をつとめた。歴代最低視聴率の更新が話題になる月9ドラマだが、同ドラマではその記録を更新せず踏みとどめたという実績がある。全話平均視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)とお世辞にも高いとは言えない数だが、こうした無難な結果を出すことも、桐谷起用の一要因となっているのかもしれない。

■堀北真希の電撃引退の影響

 桐谷は、女優業だけでなく、多数のCMや『NEWS ZERO』(日本テレビ系)での曜日担当キャスターも務めている。現在でもかなりのハードスケジュールをこなしているように見えるが、今後さらに多忙になるのではという声も囁かれている。

「その理由には、同じ事務所に所属していた堀北真希(28)の電撃引退が関係しています。事務所としても、堀北の結婚・妊娠による仕事のセーブはかなり大きな痛手となってしまった。そして堀北がいない現在、事務所の稼ぎ頭としての期待が桐谷に集中している状態のようです。その多忙ゆえか、肌荒れがひどく”汚肌”と話題になったこともある。今後、さらなる劣化に発展しないかという心配の声もあがっています」(前出・芸能関係者)

 注目度がある一方の桐谷が主演ドラマでどこまで存在感を見せることができるのか注目だ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。