Photo by VaniaRaposo

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 芸能界引退を表明した堀北真希(28)。その理由に、家族での生活を第一とすることを挙げたが、堀北真希の新米ママ生活は苦闘続きのようだ。発売中の『女性セブン』(小学館)は、堀北真希が今年に入り一時、生後間もない第一子を抱いて、夫・山本耕史(40)と離れて別居生活を送っていたことを報じた。

 昨年12月の出産から間もなくの冬の北国への逃避行について、『セブン』は引退騒動からの隠遁だけでなく、堀北の育児ストレス、そして山本のギャンブル・酒浸りの放蕩生活を原因としている。

「山本はトークショーなどでパチスロ好きを公言しています。また、都心で隠れ家バーを経営して、頻繁に顔を出していたようです。酒のPRイベントでは、『酒は好き。でも、妻の方が強い』などと明かしたこともあります」(芸能誌記者)

『セブン』の記事では、山本が、妻子が寝静まったころに経営するバーを訪れ、「うちもいろいろあるんだよ……」とぼやいていたことを客の証言として伝えている。時には明け方まで深酒することもあるようで、夫婦仲にひびが入っている可能性も示唆している。

 こうした状況でも、堀北は誕生したばかりの我が子の世話をしながら、山本の食事を用意したりと家事に奮闘していたのだという。そのストレスたるや想像に難くなく、北海道での別居につながった可能性がある。そもそも、堀北は肉体的にも精神的にもタフなタイプではないとの証言もあるからだ。

■人見知り、多忙は嫌、でも頑固な難しい女

「2008年には、月9ドラマの『イノセント・ラヴ』(フジテレビ系)と映画『誰かが私にキスをした』を同時期に撮影。過密日程のため、人目もはばからず撮影現場の床で寝てしまったこともありました。また、人と接するのも得意ではない様で、楽屋にこもりがちでした」(テレビ局関係者)

 特に、事務所の同僚で売れっ子だった黒木メイサ(28)が2012年に赤西仁(32)とできちゃった結婚したのに伴い、仕事はますます急増。14年には、年間CM出演本数が自己最多の12本に達するほど休む暇なく活動した。

「多忙生活が事務所との軋轢を生み、芸能界引退に至った可能性があります」(週刊誌記者)

 打たれ強くないとはいえ、高収入を捨ててでも引退を決断する芯の強さをのぞかせる“難しい女”堀北。出産直後に遊び歩く夫・山本とどう折り合いをつけるのか。私人になっても注目が集まる。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。