Photo by VaniaRaposo(写真はイメージです)

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 あまりに唐突な幕引きに芸能界には衝撃が走っている。昨年末に第1子を出産した堀北真希(28)が突然の引退発表をした。直筆コメントで堀北は「愛情いっぱいの家庭を築いていきたい」と綴っており、夫で俳優の山本耕史(40)も堀北の気持ちを尊重しているようだが、業界内では彼女と所属していた事務所とのトラブルを疑う声が絶えない。

 堀北が所属していた事務所・スウィートパワーは、公式サイトの特設ページで「2月末日をもちまして、堀北真希が芸能界を引退することとなりました」と発表。しかし、同ページには堀北の直筆メッセージも公開されているが、文面には「お仕事から離れることを決意致しました」などと書かれているだけで、本人は“引退”という言葉は一切使っていなかった。

「そのため、業界では堀北と事務所間のトラブルが疑われています。3月2日付の『日刊スポーツ』も、両者は以前から“待遇”をめぐって温度差があったなどと報じています。それに、堀北は山本との結婚についても直前まで事務所に黙っていて、半ば強引に結婚したという経緯がある。その後も、事務所との溝はますます深くなっていったようです」(スポーツ紙記者)

 そして堀北の電撃引退のもう一つの要因とも囁かれているのが、かつて熱愛が噂された嵐・櫻井翔(35)の存在だ。今回の発表が、週刊ポストによるテレビ朝日・小川彩佳アナウンサー(32)との密会報道の直後に起きているだけに、業界内では様々な憶測を呼んでいる。

「遡れば2014年7月、堀北と櫻井の熱愛が報じられたが、その後二人は破局したという噂が流れた。破局のきっかけを作ったのは、2015年1月に堀北が櫻井のレギュラー番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)にゲスト出演した際、櫻井が堀北との交際を完全に否定する発言をしたことだとされています。櫻井としては、プロとしての対応を取ったということでしょうが、堀北は一気に熱が冷めてしまったようです。その後、2015年8月に山本と交際期間0日での電撃婚を発表することになりますが、この時も『櫻井への当てつけなのでは?』との噂が流れていました」(前出・記者)

 さまざまな含みを持たせる堀北の引退発表。本人は芸能界に未練はないとも言われるが、このまま事態は収束するのだろうか。人気女優の推移を見守りたいところだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。