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ベビカムはこのほど、妊娠・出産・育児の情報サイト「ベビカム」において「2017年、一番欲しい家電製品」についてのアンケートを実施。1位には「掃除機」(13%)が選ばれた。

同調査は妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」を通じて、2016年12月9日〜12月19日にかけて実施。有効回答は685件だった。選択肢は、掃除機、空気清浄器、オーブンレンジ・電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、ホームベーカリー、炊飯器、熱風調理器(ノンフライ調理器)、ミキサー・ハンディブレンダー、温冷風機、カメラ・ビデオカメラ、オーディオ機器、食器洗い機、加湿器、テレビ・録画機器、布団乾燥機、エアコンを設定。

調査項目は、必要度(その商品が生活に必要な度合)、憧れ度(その商品への憧れの強さ)、現実度(その商品を実際に購入する可能性)、話題度(身近で話題になっている、使っている人が多いなど)。ランキングの集計方法は、選択肢の中で回答者が「一番欲しい」と答えたものを多かった順にランク付けした。なお、☆の数は選んだ商品ごとに、5つの評価項目をそれぞれ5段階で評価した平均値で、順位とは関係はない。

「一番欲しい家電」の1位は「掃除機」(13%)となった。コメントには、
「赤ちゃんがうまれたら、今まで以上におうちをキレイに保ちたいけれど、掃除機はうるさいし、育児で時間的にも体力的にも余裕がなくなるので、ロボット掃除機の購入を検討しています」(34歳女性、妊娠8カ月)
「ダイソンのハンディークリーナーが欲しいです。子どもがいるとこぼしたり汚したりして、なにかと掃除機を使います。さっと出せて使えるハンディークリーナーがあればすぐ対応できるのが魅力的です。(中略)片手で持てるのも妊婦にはありがたい」(34歳女性、子ども2歳、妊娠7カ月)
「布団にもかけられる掃除機が欲しい。子どもが小さく、布団やソファ、カーペットの上で過ごすことが多いので、できるだけ清潔に保ってあげたい」(29歳女性、子ども0歳)
など、子どものために家の中を清潔に保ちたいという、母親ならではの思いが反映された結果となった。

第2位は、「カメラ・ビデオカメラ」(9%)となった。コメントには、
「数年前のデジカメは持っているが、子どももうまれたので機能が豊富なものに買い換えたい」(29歳女性、子ども0歳)
「毎日スマホで子どもの写真を撮っているのですが、一眼レフカメラできれいに写真を撮りたいです」(28歳女性、子ども1歳)
など、妊娠・出産を機に買い替えを検討しているというコメントが多くみられた。

第3位は「空気清浄機」(8%)となった。コメントには、
「ホコリや花粉も気になるし、犬も飼っているので、赤ちゃんには必要かなと思う」(28歳女性、子ども0歳)
「子どもがアレルギー等にならないように、日頃生活する環境はなるべく良いものにしてあげたいから」(28歳女性、妊娠8カ月)
など、子どもや家族の健康などを考えて、購入を検討している方が多いようだ。

欲しい家電製品の商品名を自由回答形式で質問したところ、アイロボットの「ルンバ」が最多となった。また、家電選びについての自由回答では、
「子どもがうまれる前は、あまり家電製品に頼らない暮らしを目指していたが、子どもがうまれて圧倒的に時間と体力が浪費される中で、これらを助ける製品の導入は、いくらかけても無駄ではないと感じるようになった」(35歳女性、子ども1歳)
「妊活を始めてからは尚更アレルギーに関して敏感になったので、ダイソン商品の吸引力や、羽のない扇風機などに、大きな魅力を感じている」(24歳女性)
など、妊活や妊娠出産、育児を機に、家電選びへの考え方が変化したというコメントが目立った。また、「カタログのスペックだけを信用せずに実際に触ったり、普段使う時のイメージを踏まえて(購入を)考えないといけない」(38歳女性、子ども1歳)など、慎重に吟味して家電選びをしている様子がうかがえる。

アンケート結果の詳細は「ベビカム調査隊」を参照。