先日、バラエティ番組で観たのですが、ヒロミ&松本伊代夫妻の結婚式の引き出物は「まな板」だったそうです。ヒロミの実家が大工だからそうなったらしいですが、結果的に出席者からの評判は最悪だったとのこと……。
たしかに、結婚式の引き出物は悩みどころでしょう。何を持って帰っていただければ、みんなが幸せになるのかしら?

贈った相手に楽しんでもらうため、あえてひと手間かけてもらう


ギフトブランド「gissemble(ギッセンブル)」は、贈られた人が自分好みの醤油とポン酢を作れる調味料キット『enman』(希望小売価格1,706円/税込)を7月7日より発売中です。


「当店には、『贈った相手に楽しんでもらうギフト』という基本コンセプトがあります。その一つとして、既に完成している品物ではなく自分で完成させ“ひと手間を楽しむ”製品が誕生しました」(担当者)

この『enman』(円満)、その名の通りに引き出物としての使用を想定して開発されたそう。
「縁起物である鰹節と昆布を使用した『醤油の素』と『ポン酢の素』をセットにいたしました。定番アイテムの安心感はありながら、個性的な演出でゲストをもてなしたいカップルに喜んでいただける商品を意識しています」(担当者)

というわけで、結婚の予定はないものの結婚式への出席は飽きるほど重ねてきた筆者が、試しにこのギフトセットを取り寄せてみようと思います。

“しっかりした醤油”と“華やかなポン酢”が出来上がる


はい、届きました。


では、実際に自分好みの醤油とポン酢を作ってみたいと思います!
●「醤油の素」(かつお昆布)
まずは、「醤油の素」(かつお昆布)から。鰹節や昆布などが入った醤油の素ボトルに、自分の好きな醤油を入れます。


すると、かつお風味に旨味が増し、それでいて自分好みの醤油が作れるらしい。では、以前にコネタで取材した『宇宙醤油』(フルーティな香りがする)を注いでみたいと思います。


ここから3時間寝かせます。……はい、3時間経ちました! ではこの醤油を、私が好きな春巻きにかけてみたいと思います。


さぁ、いただきます! ……おっ、香りがいいですねぇ。香ばしいし、フルーティだし、もっといろんな料理に使ってみたいテイスト。ちなみに瓶が空いても二度三度と繰り返しで醤油を自作できるそうなので、このボトルとは長い付き合いになりそうです。

●「ポン酢の素」(にんにく)
続いては、「ポン酢の素」(にんにく)でポン酢を製作します。


瓶の中には鰹節、昆布、ハーブ類などが入っており、そこに醤油とお酢を半分ずつ加えていきます。というか、醤油とお酢の割合は自分好みで良いらしい。寝かせておく時間も自分好みでいいみたいですが、今回も3時間に設定しました。



はい、出来上がりました! このポン酢は、私が好きなシューマイにかけてみようと思います。


食べてみると、これが絶品で! ポン酢特有のすっぱさはキープしながら、色んな料理に合わせたい万能性もあります。ハーブのさわやかさも、心なしか察することができる。きっと、お鍋なんかにも合うだろうなぁ。うん、いいんじゃないでしょうか!?
「醤油はだしの旨味が追加されるので、普通の醤油に比べると強くしっかりした味になります。ポン酢はお好みで酢の割合を変えられるので完成する味もそれぞれですが、普通のポン酢に比べるとハーブ類を豊富に使っているので華やかさも加わります」(担当者)



そんな『enman』に対し、今までに様々な反響が寄せられているとのこと。
「『おいしかった!』『料理のアレンジができるようになった』という味や機能面でのご感想もいただきますが、それ以上に『作るのが楽しかった』『混ぜ方の割合を考えるのが面白い』『贈ってくれた人にできたものの感想を言えるのが良い』など、体験についてのご感想の方を多くいただいています」(担当者)

ぶっちゃけ、「もらっても……」と困ってしまうものが溜まりがちな結婚式帰りの引き出物。でも、こういうのをチョイスするご夫婦には「粋だなぁ」という印象を抱くと思います。
(寺西ジャジューカ)