王道の味のバランスを追求

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日本マクドナルドはとにかく味にこだわった新商品「クラブハウスバーガー」を2016年4月27日に発売する。ビーフとチキンの2種類で、最近マックを食べていない人も思わず唸る"王道の味のバランス"を追求したという。

「敢えて辛口な人に試食してもらう」という強気なPR

「名称募集バーガー」や、代表メニューのビッグマックを1.3倍の大きさにした「グランドビッグマック」の発売など、最近注目を集めるユニークな新商品を矢継ぎ早に打ち出しているマクドナルドだが、今回のクラブハウスバーガーは「今一番のバーガーをあなたに」をキャッチフレーズに、素材や味のバランスに徹底的にこだわった。奇をてらわずに、純粋に味だけで勝負しようというわけだ。

米国発祥とされるクラブハウスサンドの"バーガー版"。ターキーの代わりのジューシーでボリュームのあるパティに大ぶりなベーコン2枚を重ね、トマト、レタス、店でグリルしたオニオンとともにサンドした。

食べてみると、マヨネーズがベースと思われるソースはクリーミーでありながらさっぱりとした後味に仕上げており、かなり大きめのサイズだが最後まで飽きることなく食べられた。バンズもクラブハウスバーガーのために作った特製で、生地を手で一つ一つ丸めてから焼き上げ、調理前にスチームすることでしっとりもちもちとした食感になっている。

マクドナルドでは、試作段階で仕上がりに自信を深め、「最近マクドナルドに行ってない人」50人を集めてクラブハウスバーガーの味を5段階で評価してもらうという試食会を実施。メンバーには敢えて「(マックのハンバーガーは)まずい」「味が薄い」と言い切る辛口な人たちを選んだ強気なPRで、その様子をYouTubeに公開している。

クラブハウスバーガーと同時に、シャカシャカポテトの新フレーバー「クアトロチーズ」とマックフィズの「シチリアレモン」も新発売の予定。