プリントアウトされた文字を電子情報に変換

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たとえば「印刷された会議資料の内容をメールで共有したい」と思った時、少し困ったことはないだろうか。ネットのホームページなど電子化された文字であれば、コピー&ペーストで簡単に送信できるが、紙の印字となると写真を撮って送るか、文字をそのまま打ち込むか。そんな時、メディアドライブのOCR(印刷された文字を読み取って電子情報に変換する)アプリ「もじかめ」が超便利だ。

もじかめはもともと有料アプリだったが、このほどリニューアルを機に無料公開された。ピント合わせ、シャッターアクションを自動化し、文字を最適な状態で認識できているかどうか判断する機能が追加されたことで処理精度が上がった。認識状態が適切でない場合にはヘルプが表示される。

縦書き、横書きどちらにも対応しており、取り込む画面と同じレイアウトで行表示する機能も付いている。共有ボタンをタッチすれば、取り込んだ情報をメールやLINEなど他のツールで即反映させることができる。

現在は日本語のみだが、今後多言語への対応を進める予定だ。

実際に利用してみると処理速度のはやさにびっくり。ピントが合うとすぐに文字列を読み取ってくれる。一回に読み取れる数は215文字ほどで、文字の打ち間違えもなかった。(※、〇、△といった記号は文字化けしてしまうこともある)。