オフィシャルウェブサイトより

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 これぞ真の炎上商法か。ベッキーとの不倫報道で騒がれているゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音が、3月30、31日に実施する日本武道館公演の追加チケットの発売をツイッターで発表した。不倫報道に激怒するネットユーザーから罵声が飛んでいる。

■さすがにゲスすぎる? チケット追加告知に罵声の嵐

 2月5日、ベッキーは不倫騒動を受けて、テレビ番組のレギュラー出演などを全て見合わせることを発表した。10社とのCMの違約金等は5億円以上に及ぶと見込まれている。

 一方、不倫騒動の一端を担う川谷がボーカルをつとめるゲスの極み乙女。は、何事もなかったかのように活動を続行。グループは3月から全国ワンマンツアー「ゲスな宇宙旅行」を控える。また、3月30、31日の武道館ライブ「ゲス乙女大集会」に関しては4日、6日に追加チケットの発売をツイッターで告知した。

 ベッキーが完全休業を決めたのとは逆に、活動を続ける同グループに対し、ファンたちの怒りはヒートアップ。「ツアー中止しろ」「まだ、解散してなかったの?」という声の他、川谷個人に「結局一番利を得てるのはコイツ何だろうネ」「今は写真を見るだけで不愉快」「ダメ男だね! どこまでゲスなんだ」「単なる売名行為、人間性を疑います。自粛しないならきちんと説明、謝罪会見をするべきじゃないですか? 」「なんでベッキーだけがあんなに叩かれなあかんの? 川谷さん反省してへんよな?」「開き直るとはさすがゲスの代名詞を持つお方だ」と辛辣な罵声が上がっている。

 怒りの矛先はメンバーにも向かい、「(川谷と)良く一緒に仕事できますね」「あなた方はどれだけ人のことをバカにしたら気が済むんでしょう?」と非難の声が。さらにはライブ来場予定者にも「ライブのチケットを買う奴らも、不倫を肯定するゲス共ということだよな。ゲスの集いということか」「金払って見に行くヤツらも同類のゲスだわ!! 恥を知れ!!」と飛び火している。

 不倫発覚後に代々木公園野外ステージで行なわれた1月17日のフリーライブ「ゲスに両成敗でいいじゃない」では、川谷が「この度はご迷惑ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪しつつも、「これからもいい音楽を作って、皆さんにお届けしていくので、これからもよろしくお願いします」と宣言。23分間にわたって代表曲「ロマンスがありあまる」などを熱唱。そして「(ツアーの)武道館で待ってます」とファンに向けてコメントした。

 今回、チケットを追加販売している武道館ライブは、いわばファンに向けた発言を守る行為。それでもここまで怒りを買えば、会場に怒り狂ったユーザーが押し寄せて地獄のライブとなりそうな気もするが……。

「アンチなら、嫌いな人間のためにお金を払いたくないでしょう。仮にいたとしても、さすがに少数ではないでしょうか。先日の無料ライブは、集まったファンの外からカメラマンたちがシャッターチャンスを狙う、異様な雰囲気でした。来場者のなかには、皮肉のつもりか、ベッキーのお面を被った不届き者もいました。今もう一回同じことしたら『センテンススプリング』『レッツ・ポジティブ』などの横断幕が出現して怒号が飛び交うでしょうね」(現場に居合わせた報道関係者)

 多くの人々の怒りを一心に受ける川谷とゲスの極み乙女。は、罵声にも負けず、活動を続けるのだろうか……?

(取材・文/蒼木学)