ストーカー被害に悩まされるテイラー・スウィフト

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 米国ポップ歌手のテイラー・スウィフト(26)の自宅そばで不審な行動をしていた男性が警察に身柄を拘束された。複数の関係者がCBS系情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』に話したところによれば、その身元不明の男性は、テイラーの名を叫んでいたようで、その様子に恐怖を感じた近隣住民が警察に通報したという。

■過去に何度もストーカー被害を受けているテイラー

 拘束された男性は病院で診てもらうために連れて行かれたというが、その後は罪状もなく釈放されたという。この事件当時、テイラーが自宅にいたのかどうかについては分かっていない。

 テイラーは過去にストーカーに対して接近禁止令を要請したことが何度もあり、2014年3月には熱狂的な男性ファンがメールや手紙、SNSの投稿でたびたびテイラーに対する愛を宣言したほか、テイラーと結婚していると思い込み、米国務長官のジョン・ケリーを含め2人の結婚生活を邪魔する人物は誰でも殺すと脅迫をしたとして、テイラーとテイラーの両親に対して3年間の接近禁止令が下されている。

 また昨年には、カリフォルニア州サンディエゴにあるペトコ・パークでのコンサートに忍び込んでいた熱狂的ファンがテイラーに近付こうとステージに駆け上がってきたところを4人の警備員によって取り押さえられるというハプニングもあった。この男は逮捕されて起訴されるに至ったものの、現場から連行する際にはテイラーのスタッフの1人がろっ骨を骨折する事件へと発展していた。テイラーの悩みは尽きないようだ。