ニコール・キッドマン

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英イブニング・スタンダード紙が主催し、英国演劇界で活躍した人物や作品に贈られるイブニング・スタンダード・シアター・アワード。その授賞式が11月22日(日)に行われ、オスカー女優のニコール・キッドマンが最優秀女優賞に輝いた。英BBCほか、多数のメディアが報じている。

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ニコールは、ロンドンのノエル・カワード・シアターで上演された舞台『PHOTOGRAPH 51』で英国人化学者のロザリンド・フランクリンを演じての受賞となった。本作は、1952年に撮影されたDNAの貴重なレントゲン写真"PHOTOGRAPH 51"をめぐり、ロザリンドが誰よりも先に真実を解明しようと奮闘する物語だ。ニコールは17年ぶりにロンドンの舞台に出演し、オスカー女優の実力を見事に見せつけた。

さらに、ニコールのほかにも映画界で活躍する俳優たちが同アワードで受賞を果たしている。『X-MEN』シリーズでチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)を演じるジェームズ・マカヴォイは、コメディ舞台『The Ruling Class』(1972年に映画化されている作品)に出演し、最優秀男優賞を獲得。ちなみに授賞式に姿を見せたジェームズは、『X-MEN』シリーズの新作『X-Men: Apocalypse(原題)』に向けて、髪を丸刈りにしていたそうだ。

最優秀ミュージカル・パフォーマンス賞を授与されたのは、『Gypsy』で我が子を女優として売り込もうとするステージママを演じたイメルダ・スタウントン。イメルダは、『ハリー・ポッター』シリーズのドローレス・アンブリッジ役や『マレフィセント』のノットグラス役で知られる。

そして、1977年に『ジュリア』でアカデミー賞助演女優賞を受賞している大御所女優のヴァネッサ・レッドグレーヴは、長年の功績を認められ、ロンドンの演劇界に貢献した人物に贈られるエディター賞に選ばれた。ヴァネッサの賞のプレゼンターを務めたのは、レイフ・ファインズと、ヴァネッサの実の娘である女優のジョエリー・リチャードソン。ジョエリーは、『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』などのTVドラマや映画で活躍している。(海外ドラマNAVI)

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