“敵”であるラファエル・ベニテス監督が率いるレアル・マドリーは、クラシコでバルセロナに大敗した。だが、レアルを3シーズン率い、現在はチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、次のように述べている。

「私は他人の敗北を喜ばない。自分のチームが勝つのを見たいだけだ。他人の不幸を笑うことはない。私は自分の勝利に笑うだけだ。レアルについて話すなら、彼らが負けているときではなく、勝っているときにするよ。クラシコに関して私は何も言わない」

モウリーニョ監督もリーガエスパニョーラでの初のクラシコで、バルセロナにカンプ・ノウで0-5と大敗している。2010年11月29日のことだ。

一方、チェルシーはチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメント進出まであと一歩となっている。グループGでポルトに続く2位につけるチェルシーは、24日にマッカビ・テルアビブと対戦だ。モウリーニョ監督は常にベスト16進出を信じていたと話している。

「我々はノリッジ・シティ戦で良いプレーをした。それまでも良いプレーはあったが、負けていた。今はCLに集中しよう。我々は良い位置につけている。だが、まだ突破を決めたわけではない。それを明日決められるかもしれない。今のプレーをしていれば、我々にはその大きなチャンスがあるだろう。ノリッジ戦でチームが見せた勇気は気に入ったよ。プレッシャーにさらされていたからね」