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DJあおいの「じゃあ言わせてもらいますけど」

 9月11日、TOKIOの国分太一が3歳年下の元TBS社員の女性と入籍したことを発表、9月15日には記者会見を行った。突然の発表で芸能界を驚かせたのだが、ジャニーズ最大のタブーである結婚はなぜ許されたのか。恋愛オーソリティDJあおいが斬りこむ──。

「適齢期になったら遠慮なく結婚すべき」というジャニーさんの今回の名言。個人的には「YOUがCANと思うならDOすればいいじゃない!」とジャニーさんぽく言ってほしかった……。まぁ、そんなことはどうでもいいんですけども。

 国分さんもジャニーさんに結婚を報告する際に不安だったと言っているように、何かしらの圧力というものは感じていたと思うんですよね。それは同じTOKIOのメンバーで既婚者である山口さんが結婚する際に感じとったものなんじゃないかと思います。「ジャニーさんを説得するのは、かなりめんどくさいぞ!」という空気を山口さんから学んだ結果の「不安」だったんじゃないでしょうか。

 このジャニーさんの圧力はSMAPの木村さんやV6の井ノ原さん等も当然味わったものであり、それは各グループのメンバーも感じとっていたものだと思うんです。当然安易に結婚はできないなという空気が蔓延しますからね。それが結果的に「結婚は各グループに一人だけ」という都市伝説に繋がったんじゃないのかなと思います。

頑固親父を説得するような怖さ

 その圧力とはジャニーさんなりの「親心」というものなんじゃないですかね。要するに、頑固親父を説得するような怖さがその圧力の正体だと思いますよ。グループ内で二人目の結婚となれば、当然それ相応の覚悟は必要なものになります。その覚悟を持たせるための頑固親父の圧力。だから国分さんの結婚報告は、覚悟の有無を確かめる必要もなく祝福するものとして認められたんじゃないかなと思います。

 じゃあグループ内の二人目以降の結婚はわりと簡単なのかと言われたらそうでもないと思うんですよね。そこはやっぱり個人のスキルによって返事は異なると思います。国分さんがもし女性の独占欲を煽るようなアイドルだったとしたら。もしファンにウインクをしただけで「キャー! 国分さんがわたしにウインクしたー!」と勘違いして卒倒するような女性ファンばかりだとしたら。「国分さんはわたしのものよー!」と殴り合いの喧嘩をしてしまう勘違い女性ファンばかりだとしたら。ジャニーさんはおそらく首を縦にふらなかったんじゃないでしょうか。

 当然ですよね。そんなファンばかりでは結婚したら不利益しか生じないわけで国分さんだけではなくTOKIOにとって大打撃になってしまいますからね。

 そういう意味で言えば、今回の国分さんの結婚はファンのリテラシーの勝利と言ってもいいと思います。ネガティブな感情が渦巻きがちなネットでの反応も、
「TOKIOなら式場から作りそう」とか
「いや、TOKIOなら木材を育てるところからやるだろ」とか
「結婚式の料理はもちろん0円食堂が作るんだよな」とか

 ネガティブどころか大喜利がはじまる始末。それだけ愛されている存在だということですね。

著者プロフィール

DJあおい

謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。

●公式ブログ http://djaoi.blog.jp
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