2戦不発も前向きに成長誓う浅野「挑戦の姿勢は成果につながる」

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 日本代表は、5日に行われたEAFF東アジアカップ2015の第2戦で、韓国代表と対戦し1−1の引き分けで終わった。2試合連続で途中出場しているサンフレッチェ広島所属のFW浅野拓磨が試合後に記者団の取材に応じている。

 70分にピッチへ送り出された浅野は、ドローで終わった同試合後、「守備のところで少し難しかったりはありますけど、攻撃になったら自分が出すことは一緒かなと思うので、自分からもっともっとアクションを起こしていければなと思います」と語り、若手なりに積極性を見せていくと明言。

 また、縦への速い攻撃について問われると、「チームのコンセプトですし、なかなかうまくいってない場面が多いですけど、意識づけっていうのはチームみんなで共有できてるので、そこのクオリティをもっと上げていければもっといいチームになると思います」と返答し、「ゴールを狙うために前に急ぎ過ぎるのもよくないですけど、前への意識が高いっていうのはいいんじゃないかと思います」と自身の考えを明かした。

 さらに浅野は、「できないから後ろ向きになるんじゃなくて、どんどんチャレンジしている姿勢っていうのは成果につながると思うので、そこは続けていかないといけないと思います」と、継続したチャレンジが必要だと主張。「ここ(代表)に来てパっとできたら何も言うことはないですけど、できないことがあるからこそ成長できると思う」と続けると、「自分個人としても動き出しのクオリティをレベルアップしていかないといけないと思います」と成長を誓った。

 日本代表は9日に行われる最終戦で中国代表と対戦する。