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『ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜』(テレビ朝日系)に、ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)と約2年間決別状態にあった音楽プロデューサー・ヒャダインが出演したことが話題になっている。

 番組では自身の楽屋前で騒ぐももクロに腹を立てたヒャダインが、マネージャーである川上アキラ氏の頭をビール瓶で殴るという演出を披露。激怒した川上氏が「おい、コノヤロー! 7月31日エコパでリング用意してるからな!」と、7月31日に静岡・エコパスタジアムにて行われる『ももいろクローバーZ 桃神祭2015エコパスタジアム大会』での再共演をにおわせた。

 ヒャダインといえば、ももクロの代名詞ともいえる『行くぜっ!怪盗少女』を作詞作曲したことで有名だが、2ndアルバム『5TH DIMENSION』(2013)では1曲しか参加していないことを明らかにするとともに、Twitterでももクロサイドからの依頼が減っていることを明かし、発売後には同アルバムの批判とも受け取れる意味深ツイートをしたことで“モノノフ”から多大な批判を浴びていた。

 ももクロが2012年に開催された『第63回NHK紅白歌合戦』(NHK)に初出場することが決まった際には、ラジオで嬉し泣き。ももクロ愛が強いとしてファンから賞賛されていたが、その後はももクロへの楽曲には一切参加しておらず、モノノフの間ではももクロとヒャダインの間に“確執”があると噂されるようになった。

「ついに終了か!?」の声続々

 ツイートの件ではモノノフはもちろん、ももクロ関係者も激怒させたヒャダインだが、一部ファンの間では「ヒャダインを再度起用することがあれば、それは絶対に(ももクロが)落ち目の時である」とも言われていた。一時期のブームからすると、現在ではメディア露出も減り、CDの売れ行きも最悪。さらに最近では後輩の人気に嫉妬し、弟分、妹分を“非公認”呼ばわりするなど、「炎上商法でしか売り方がなくなったのか…」と呆れる声も上がっていた。そして、ここへ来てのヒャダイン再起用で、

「ヒャダ帰還=ももクロピンチ、だからな。にしても、売れないからまた曲作ってください〜って露骨すぎるわ」
「ヒャダインはももクロに楽曲提供なんてしなくても、今なら十分やっていけるよ」
「メンバーのビジュアルもかなり老けたし、ヒャダの曲は激しすぎて歌えないんじゃない?」

 など、ももクロを批判するコメントが相次いでいる。

 売れっ子音楽プロデューサーのヒャダインは、現在SMAPやゆずなどの大物に楽曲を提供。一度は関係を絶ちながらも、人気回復にはヒャダインの存在が必要不可欠。このままももクロブームは終了するのか、華麗なる復活を遂げるのか。今後のももクロに注目だ。

(文/吉岡健太郎)