支援のためで、死のためでない
![11日、日本外国特派員協会で講演する国境なき医師団日本会長の臼井律郎医師(撮影:吉川忠行)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/a/3/a4a2634f771d5fd2a3-m.jpg)
スーダン西部のダルフール地方では、アラブ民族と非アラブ民族の対立に端を発する紛争が始まった2003年から多くの人びとが家を失い、土地を追われているという。MSFは、チャドに逃れてくる難民を対象に人道支援活動から始め、その後ダルフールでも活動を開始した。しかし、7月に5人の外国人支援活動家が殺されるなどダルフール地方の情勢は悪化。チャドとの国境も閉鎖され、活動が困難になっている。
MSFはこれまで約3年間、ダルフール地方18カ所に、海外から170人を派遣し2600人の現地スタッフと医療支援をしてきた。【了】
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