あなたは「産婦人科」にどんなイメージを持っていますか…?

 妊娠、出産、堕胎、不妊症治療・・・あまり縁がないなぁ、なんて思ってしまう人、多いのでは? そんな イメージの「産婦人科」が、もしかしたら将来的に日本からなくなってしまうかも知れないんですって! でも、なくなっちゃうってどういうこと・・・?

 「産婦人科」は、かなり幅広く女性の病気を専門とする診療科であるにも関わらず、そのイメージから通いづらいと思う女性が多い。そんな要望を受け入れ、「産婦人科」という名前を変えてしまおうという動きが進んでいる。

 現在のところ医療機関が看板などに表示できる診療科名は、政令で定められたか、厚労相の許可を受けた「産婦人科」「産科」「婦人科」に限られている。このような現状を受けて、総務省行政評価局が厚労省に「産婦人科」を抵抗なく利用してもらうため、科名の変更を認めるよう要請した。新しい名前の候補としては、「女性診療科」を例に挙げているという。今回の要請は、一般の人から行政相談の窓口に対して相談が寄せられたことがきっかけ。

 「多くの女性の意見や医療機関の話からも、産婦人科という名前が、現在のニーズに合っていないことがよく分かった。今後は専門家も含め、前向きに話し合いを進めて欲しい。これまで長い間、このような見直しの機会がなかったことも問題だと思います」(総務省行政評価局・担当者)

 この問題については今後、厚労相の諮問機関である医道審議会が開かれ、各専門家の意見を聞きながら検討することになりそうだ。いったん3月末までには、今後の方向性などが出され、総務省に対して何らかの回答がある見通し。

 この要請が受け入れられれば、いつの日か「産婦人科」という名前が街から消えてしまうかも・・・。確かに誰でも抵抗なく通える名前になってくれれば、婦人病の予防や早期発見につながるかもしれませんね。そんな日を世の女性たちは、心待ちにしているのです。(石橋夏江/verb)