AFX通信によると、韓国自動車最大手・現代自動車は27日、第3四半期(7−9月)決算を発表した。それによると、鋼材価格の上昇やウォン高、また、ストの長期化とチュソク(秋夕=お盆)休暇の影響で設備稼働率が低下したことで、営業利益は前年同期比42%減の2681億ウォン(約300億円)となった。

  売上高は前年同期比6%減の6兆1500億ウォン(約6800億円)だった。市場予想は売上高が6兆7000億ウォン(約7400億円)、営業利益は3300億ウォン(約365億円)で、いずれも予想を下回った。最終利益は27.1%増の5349億ウォ ン(約590億円)で、予想と一致した。また、利益率は、鋼材価格の上昇などで前年同期の7.7%、前期の6.6%から、4.4%にまで下げた。また、販売台数は10.8%減の36万0856台で、うち輸出分が17.4%減の22万5100台と振るわなかった。 【了】