新年会続きの働く女子必見! ぽっこり下腹を解消する秘訣「下腹しぼり呼吸法」

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家族や親戚、友人、同僚などとの新年会が続く1月。気をつけてはいるもののつい暴飲暴食をしてしまい、気づけば体重も右肩上がり……。「また今年もやってしまった!」と自己嫌悪に陥ったりしていませんか? そこで、ダイエットにつながる“胃腸にいい生活”について、齊藤早苗先生にお話を伺いました。

「暴飲暴食が続くと胃が疲れ、腸の働きが弱まります。また、夜遅くに飲食することで小腸に未消化物がたまったり、便秘になったりすることも。実は、ダイエットにいい生活とは、胃腸にいい生活と同じことです。外食などが多く太りやすいこの時期は、胃腸にやさしい生活を心がけることで、自然と太りにくい身体に導くことができますよ」

胃腸の働きが弱まると、ダイエットの天敵でもある便秘になりやすいのですね。では、どんな生活が胃腸にやさしいのでしょうか?

「食べ過ぎ・飲み過ぎの翌日は、朝はお味噌汁のみ、夜はおかゆなどの炭水化物や消化のよい食事をとるようにするとよいでしょう。また、新年会などがない日の夕食を、ホットリンゴ&ヨーグルトに置き換える“置き換えヨーグルト”もオススメです。ヨーグルトは低GI食品で消化もよく、食べた満足感も得られます。プロバイオティクスの機能性の高いものをなるべく選ぶようにしましょう」

リンゴはひと口大に切って、500Wレンジで2分加熱。10分ほど放置すると整腸作用のある食物繊維ペクチンが溶け出してくるので、ヨーグルトにエキスまで全部かけて食べるといいのだそう。

「それから、下腹のぽっこり感が気になる人は、もともと内臓を支えるインナーマッスルが弱い傾向にあります。インナーマッスルを鍛える“下腹しぼり呼吸法”にトライしてみてください」

●「下腹しぼり呼吸法」のやり方
1.立ちでも座りでもいいので、足を肩幅に開きます。
2.下腹をペコンと引っ込め、この状態のまま息を4秒間吸います。
3.口から糸を吐くように、8秒かけてお腹を引っ込めながら息を吐き続けます。
4.苦しくなったら1回息を止め、さらに『ふぅー!』と下腹をもう一段締めるように吐き出しましょう。

「これを1週間ほど続けると、下腹がへこんでくるのがわかる人も多いんですよ」と齊藤先生。オフィスでの息抜きや自宅でのすき間時間にできるので、この簡単な呼吸法は、働く女子にぴったりです!

「ほかにも、意外と知られていないのですが、夜ふかしはガス腹と冷えのもとです。毎日深夜まで起きていると、腸の動きが弱くなりガスがたまるため太ったように見えますし、冷えがひどくなることも。腰にホッカイロを貼ると腸が温まり動きが活発になる、という研究結果もありますので、寒い冬は冷えない工夫をしてみてくださいね」と齊藤先生。

置き換えヨーグルトに、下腹しぼり呼吸法、冷え防止のホッカイロなど、新年会続きの胃腸をいたわりつつダイエットにつながる生活を心がけ、健康的な身体で新年を過ごしたいですね。

※ご紹介している呼吸法は齊藤早苗著『美腸やせ』(主婦と生活社)より引用しています。

(石井美智子/Playce)