ミランは7日のセリエA第15節で、リヴォルノと対戦する。出身地リヴォルノで、セルティック戦やカターニア戦に続く勝利を目指すマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、このように話している。

「家に戻るのは常にうれしいことだ。特にリヴォルノがセリエAにまだいることはうれしい。とても難しい試合になるだろう。我々は2連勝したところだから、緊張感を落としてはいけない。リヴォルノは敬意を持って戦うべき相手だ。簡単にはいかないだろう。相手になかなかスペースを与えないし、カウンターがうまい。インテンシティーとうまいボールコントロールが必要だ」

「だが、我々は順位の面で後れを取っている。連続した結果を残し、謙虚であり続けなければいけない。流れを変えなければいけないんだ」

アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は挽回を考えているが、アッレグリ監督は慎重だ。

「ポジティブなシグナルは最近の試合で見えている。だが今は、3位のことを考えていてはいけない。我々は少しずつ進めなければいけないんだ。今からクリスマスまで、連続して良い結果を出せることを期待している」

負傷者は減りつつあるようだ。

「(ステファン・)エル・シャーラウィはより良くなっている。2カ月の離脱を経て、前節は20分プレーした。明日は先発させるか分からないが、試合には出るだろう。(クリスティアン・)サパタが出場停止から戻り、(フィリップ・)メクセスと(マッティア・)デ・シリオが回復した」

「(サリー・)ムンタリと(イニャツィオ・)アバーテは、アヤックス戦で起用できるようになるだろう。(ケビン・)コンスタンは筋肉疲労を訴えている。だが、彼もアヤックス戦にはいるはずだ。デ・シリオを先発にしなかったら、(アンドレア・)ポーリになるだろうね」

FWマリオ・バロテッリが調子を取り戻したかと聞かれると、アッレグリ監督はこう答えている。

「彼は決していなくなっていたわけじゃない。少し不運だっただけだ。ただ、もっと改善しなければいけない。自分でポテンシャルを引き出さなければいけないんだ。ただ、正しい道を進み始めたと思う」

「繰り返すが、彼にはとんでもないポテンシャルがあり、自分でも気づいていないほどなんだ。ベストを発揮するために、常に良いコンディションを維持しなければいけない。世界的な選手で、普通の生活をするためのバランスを見つけなければいけないが、今はより落ち着いていると思うよ」

「カカー? リッキーはまだコンディションを伸ばせる。重要な選手だ。彼がチームにいれば、監督にとってラッキーだね」

「最悪のときは終わった? サッカーでは何があるか決して分からない。我々はリーグで遅れており、チャンピオンズリーグではまだベスト16進出を決められていない。継続した結果を出せるように、謙虚に仕事する必要がある」