ボディタッチなんて必要ない?!男性をオトす「インダイレクトタッチ」とは

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みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。

「ボディタッチが上手な女性はモテる」「男性はボディタッチに弱い」なんて話を聞くことがありますが、半分正解で半分不正解。確かに多くの男性はそれくらい単純ですが、だからこそ誤解を与えてはいけないのです。

今回は私が推奨する「インダイレクトタッチ」の説明を交えながら、ボディタッチにまつわる話をしていきましょう。

■ボディタッチは軽い女の証

確かに「ボディタッチされるとうれしい」という男性は多いでしょう。しかし、男性はふれられた瞬間、「この子、軽いな」と感じているのも事実。ボディタッチすればするほど、本命の恋人から外れ、「遊びの女ならちょうどいい」という気持ちが増えていくのです。

たとえば、キャバクラならボディタッチをしてくれない女性は、あまり指名を受けられません。それはボディタッチが「遊びの女性に求めること」だからです。

また、「肌と肌がふれ合う」という最大の楽しみを初対面でしてしまうと、その後の楽しみは半減。その女性への好意は、すぐにピークを迎え、右肩下がりで興味をなくしてしまいます。山登りにたとえると、「8合目くらいから登りはじめて、すぐに頂上に着き、あとは下山するしかない」という状態。もちろん、そんな山登りに達成感はありません。

■インダイレクトタッチでドキドキ

そこで私が推奨する「インダイレクトタッチ」ですが、インダイレクトとは間接的なという意味。ボディタッチが「肌と肌でふれ合う」「自分から相手にふれる」ものだとすると、インダイレクトタッチは「不意にふれてしまう」「相手の意思でふれたかどうか分からない」というものです。

男性の感覚としては、「女性からふれてきた」のと、「不意にふれた」のでは天と地ほどの差があり、その女性にあまり気がない場合、「ふれてきた」と思ったとたん逃げてしまいますが、「不意にふれた」のであれば気にしません。しかも、「不意にふれた」機会が増えると、その男性も徐々に女性特有の柔らかさを感じたり、親近感を抱いたり、ジワジワ心境の変化が訪れることがあります。

飲み会では無意識を装い続ける

具体的なシーンで考えてみましょう。インダイレクトタッチのチャンスが最も多いのは、飲み会です。第1のチャンスは、彼が脱いだ上着をハンガーにかけてあげるとき。間接的に彼の持ち物をさわり、しかも両手で丁寧に扱うことが、インダイレクトタッチの第一歩になります。

次に、メニューやお皿、グラスの受け渡し。あくまで目的は「渡すこと」のため、指が少しふれるくらいでも良く、適度に彼をドキドキさせることができます。

飲み会が進んできたら、席の立ち座りや、トイレでのすれちがい時もチャンスのひとつ。背中と腕がふれるだけでも、彼は振り向き、その女性を意識するものです。

ただ、間接的なタッチの中で唯一NGなのが、グラスなどの間接キス。それだけで本命の恋人候補から外す男性も半数以上いるので、避けた方が無難でしょう。

■オフィスでは小タッチを繰り返す

そもそもオフィスは、スキンシップが不自然な空間であり、周囲の目も気になるところ。しかし、そういう雰囲気だからこそ、インダイレクトタッチは効果を発揮します。

たとえば、コーヒーやお茶を持って行くとき、なるべく彼に目を合わせてもらい、直接手渡しするようにしましょう。その方が物理的な距離が近づきますし、一瞬ですが同じものを同時にふれていることになります。

その他でも、書類などは、なるべく横並びに近い位置から渡すこと。エレベーターやエスカレーターでは、シャツの布がふれるかどうかの距離感に立つこと。彼の仕事が成功したときは、「おめでとう」と握手を求めること。休憩時間に彼のペンや携帯電話、カバンなど持ち物を見せてもらうことも挙げられます。

これらを重ねて心理的な距離が近づいたら、「ポンポン」と彼の肩を軽くたたいて何かお願いごとをするのも1つの手。これは普通のボディタッチなのですが、オフィスという公の場であり、インダイレクトタッチのあとなので、ほどよくドキドキさせられるのです。

デートでも手はつながない

今回のコラムを読んでどう感じたでしょうか。最初に書いた通り、男性は単純であり、だからこそ、印象の与え方が大事なのです。

もしデートで彼が手をつなごうとしてきたら、「こっちでいい?」と腕を組みたがる方がベター。物理的な距離感が近づく上に、「腕を組みたがる女性の方がかわいく見える」という男性の方が多いものです。

ときどき、男性が「シャツの袖をつかまれるとキュンとくる」という話を聞きますが、それは本当の話。手をつなぐのは、ベッドの中まで取っておいた方がいいのかもしれませんよ。

(木村隆志/ハウコレ)