インテル指揮官がモウリーニョに言及「闘争心が似ている」

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 セリエA第5節が26日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとフィオレンティーナが対戦。アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソと、ブラジル人DFジョナタンのゴールで、インテルが2−1と逆転勝利を収めた。長友はフル出場だった。

 試合後、インテルのヴァルテル・マッツァーリ監督が、以前インテルで指揮を執った現チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏についてコメントした。クラブの公式HPが伝えている。

 マッツァーリ監督は、モウリーニョ監督について、「彼は偉大な監督だが、彼は彼のサッカーをやるし、私は私のサッカーをやる。闘争心の面が何となく似ているというのはあるかもしれない」と、コメント。「今はインテルの時代そのものが違う。ライバルチームはインテルを見て、『スクデットを狙える』と言うが、私としては、競争力を取り戻すことが第一の目標だった。ライバルがそのように言うということは、インテルが復活したと見られているのかもしれない」と、チームの現状について語った。

 そして、「良い馬というのは、長いスパンで(見ることで)本当に優れているかどうかがわかるもの。とにかく、様子を見ていこう。ライバルチームは、以前から息が合っているチームばかり。しっかりとした補強をしていて、良い結果を出し続けるだろうからね」と、今後を展望した。